![]() に、 ママチャリのカゴを装着せよ!
2009.04.02
| |||||||||
日常の足対決! ライバルは ・・・ ママチャリ!! | |||||||||
早いもので、このTABI(旅)カブが完成して1年半が経過しようとしているんですね〜・・・。その間にも、AX-1やらジェベルやらマウンテンバイクやらが手元を離れて行きましたが ・・・ 2009年現在、日常の「足」は、この二台! ![]() ![]() これに、新たなる移動手段、「徒歩」なるものが登場してきたので ・・・ 実は、「日常の足」は壮絶なるレギュラー争いが勃発しているのですよ (;´∀`) 欲しいカタチを具現化して、まさに究極形として作り上げたはずのカブ号。完成スルや否や、毎日のように乗る ・・・ ハズだったのですが ・・・ 現実は、ママチャリに軍配が ・・・ (;´∀`)アリ? ・・・ なんでだろう?? ・・・ 最初に考えたのは、やっぱり、エンジンを始動して暖気してからでないと走り出せない手間。それと、ヘルメットを被らなければならない手間。なんつっても、ママチャリなら、スタンドを外して漕ぎ出せばそのままスタートできますからねぇ。エンジンを暖気してヘルメットを被っている間に、あっちゅうまに1km先に行ってますってばよ。 ・・・でも。でも、まてよ?? 思い返してみると、マウンテンバイクがあった頃、同じチャリンコであり、走行性能で圧倒的に勝っているはずのマウンテンバイクよりも、ママチャリに乗る回数が多かったのは、ナゼか??? ポジションの楽さ? ・・・ いや、それも違うか。そんなもん、走行性能と相殺できるデショ。 ・・・・ あ、一つあった。 それは、「カゴ」の有無だ (;´Д`)ノ ・・・ マウンテンバイクは、カゴも荷台もないから、背負うリュックが荷物の限界量となる。そして、対するカブはというと、荷台があるとはいえ、荷物は紐か何かで縛り付けなければならない。その手間も去ることながら、その荷物がしっかりと固定されているか、結構気になっていたんだろう。思い返してみれば。 となれば、最高の利便性とは、コレだ。 「荷物、ポン♪」の、お手軽さ! 通勤時の荷物も、カゴに 「ポン」 ! 買い物の荷物も、カゴに 「ポン」 !! 脱いだグローブやヘルメットも、カゴに 「ポン」 !!! これだ、これだよママ!!! ヾ(゜∀゜ゞ) | |||||||||
そんな訳で、 カブにカゴを付けるべるリニューアル!! | |||||||||
・・・ では、どんなカゴかっつうと ・・・ これだ。
ドン!!
・・・・・・ 「チャリンコのカゴ」っすか (;´Д`)ノ そりゃ、頑丈さでいえばプレスカブのカゴが最強なんでしょうが、それじゃあノーマルにもどっちゃうし面白みもないし(笑) チャリンコ用のカゴなら、取り外しも簡単だし、なんつってもホームセンターで新品が安価に手に入ります!! 種類も一杯だしね〜(←コレ、魅力!)。 ・ ・ ・ ・ ヽ(´・ω・`) ・・・ さて、ライトどうしよう?? ウィンカーは? そもそも、ハンドルマウントか、フレームマウントか?? 考えることは山ほどありますよん♪ | |||||||||
難しく考えると道は険し やっぱ、餅は餅屋ってことで! | |||||||||
当然ですが、バイクにチャリ用カゴなんか付きませんし、ましてや取り付け用ステーなんて売っているわけもなく・・・。 ま、自作ですわな(;´Д`)ノ そんなこんなで、実車にカゴをあてがって、コンベックス(メジャー)片手にああだこうだと考察します。 トップブリッジあたりにステーを溶接しちまえば一番簡単なんですが、そんなことしちゃったら取り外しが面倒っぽいし、そもそも、潰しが効かなくなっちまいますんでね。出来るものならば、純正部品は無傷で済ませたいもの(゚∀゚) ソッチのほうが、なにかと便利なのですよ♪ そうなると、ステーを自作するのですが ・・・ 目指すのは、 「最小の加工で最大の仕事」! これに限りますな。 出来るだけ、本体側への加工は避けて ・・・ と。 大体、ややこしいカタチから始まって、短小軽薄へとシンプル化してゆきます(そして最後に、付け足しもあるのですが)。でも、かなりカタチが決まったところで問題発生。ホントは、ハンドルポストと共締めでいこうかと思ったのですが、どうやらそこが上手く行かないようなのですよ。詳細は割愛しますが、単なるボルト締めではなくて、一回り大き目の穴に、ハンドルポスト側の凸が差し込まれるカタチになっているのですね。てことで、迂闊に余計なステーなんぞを噛ませてしまうと、ハンドル位置がズレてしまうという ・・・ (;´Д`)ノ 白紙撤回かよ。 トップブリッジへの溶接はしたくないしな 〜・・・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
これって ・・・
(チャリンコ純正 カゴ取り付けステー)
この穴径 って ・・・
・ ・ ・ ・ えい。 カゴが付いたよ! ママ! ヾ(゜∀゜ゞ;) ステムナット部の穴径としては、ちょっと気持ち大きいのですが、小さくて入らないよりはマシ(笑) もちろん、これだけではブラブラしているのですが ・・・ でも、それでも!! カゴもトップブリッジも何の加工もナシにして、カゴ装着!! こりゃあビックリしました Σ(゜д゜;) これで一歩前進! 足がかりはつかめましたぞ♪ | |||||||||
位置さえ決まれば、 あとはお得意のステー作り! | |||||||||
チャリンコのカゴステーを生かす形で、これから手足を伸ばしてやります(^^) お次の課題としては、「下側の固定」ですね〜。こちらは、チャリンコみたいにホイールのアクスルシャフトから伸ばすわけにも行かないのでちょっとした加工になりかねないのですが、三叉のフォーク締め付けボルトからステーを伸ばす方向に決定。これで、バラすのも簡単で、バイク側への加工は無しで行けそうかな ・・・ そんなわけで ・・・ かごステー、変っ身っ! とう!! カゴ、装着できましたっ! ヽ(・`ω´・) てことで、無事、チャリンコのカゴは付きました♪ もっと笑えるカタチになるかと思いきや、実際にカゴを付けてみると、むしろこっちのほうが自然に見えるから不思議なもんですw | |||||||||
さぁ、ヘッドライトとウィンカー どうすんべ?? | |||||||||
ところで話を随分と戻しますが、最初のカゴを付けよう!と思ったときに、真っ先に懸念材料となったのがライトですよ。カゴの位置を上げればライトが付けられるのですが、見た目的にマシな位置とすると、ライトが取り付けられない! そこで、ライト自体をコンパクトな奴に換えるか、もしくは小僧よろしく、スポットライトをフロントフォークにでもくくり付けるか?? いやもう、悩んだ、悩んだ。 でも、やっぱり解決策は現場にあるもの。 カゴを取り付けるにあたって、ステーを設計していくと、必然的にカゴは傾斜を付けて取り付けられる方向になったのですよ。するってぇと、カゴは斜めになります。そして、そこに、後ろがすぼまった形状のライトなわけで、意外と ・・・ ホラ ・・・ ・・・ 何とか付きそうじゃん??? (´・ω・`) 場所さえ確保できりゃあシメタもの。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 予想以上に幅広い、ヘッドライト。それを、走行の振動に耐えられるように、かつ見た目的にスリムに、しかもしっかりと取り付けるステー・・・ ・ ・ ・ ・ いつも言ってますが、一品物を作るときの難所なんてもんは、カタチを考え出すときです。実際に作る工程なんてもんは、大体の形状と寸法を絵に描いて、そこらの鉄工所にでも依頼すればチャチャっと作ってくれるもんです。 ・・・ でもね。 その、カタチをイメージするまでが大変なんですよね〜 (;´Д`)ノ | |||||||||
長く使えるライトステーを求めて・・・ これでどうだ? | |||||||||
ぶっちゃげた話、どうくっつけても良い訳なんですよね(;´∀`) カゴ側のステーは、形状自由。ヘッドライトのフレームも、こちらも加工自由。 ・・・ でも、自由ゆえに悩んでしまうのですが ・・・ ライトがしっかり固定されるのは当たり前として、カゴの脱着の際に邪魔になってもダメ。ライトの光軸が狂うのはさらに論外。ついでに言うと、何十キロと走っても、ライトの光軸が狂ってくるのもダメダメなのですよ。・・・ つか、前バージョンではその弱点があったので、今回は対策せねばなりません(;´Д`)ノ そうそう、ウィンカーも付けないとね。 あ、そうだ。ウィンカー着けた時に、「ピッ ピッ」って鳴る電子ブザーを取り付けるステーも付けねば!!(これが無いと、カブって気がしません) そんな、いろいろ悩んで完成したのがコレ さて、無事付きますやら?? まずは、カブに装着してみる。・・・よかった、溶接ひずみもなく、すんなり付きました(ノД`)゚。 もっとライトがフェンダーぎりぎりになっちゃうかと思いきや、やっぱりカゴの傾斜が効いているんですね〜。こちらも、予想以上にすんなりと収まってくれております。あとこれも余談なのですが、前回は、荷台もライトもフレームマウントにしていたのですよ。その分、ハンドリング的には軽くなるのと、荷台に荷物を積んでも乗りづらくないってのはあったのですが、アレですわ。フレームマウントにしちゃうと、配線やらナンやらが面倒くさかったのですよね。でも、こうしてフォークマウントに戻してみると、ハンドルに合わせて配線やらワイヤーやらが動いたりしないので ・・・ ウン、すっきりした(;´∀`) そして、完成 !! よかった〜、このヘッドライト、ちゃんと使えましたわ (ノД`)゚。 カゴを装着するにあたって、ヘッドライトは違うものに換えるのを覚悟していたものでね〜・・・。すっかり、このズーマー用ヘッドライトが旅カブ号のイメージになっていただけに、非常によかったですw また、ウィンカーはモンキー純正に変更して、ちょいと小型化しました。これでカゴがついたのに、見た目的にはむしろスッキリしたくらいですw 意外と、まとまったなぁ。 | |||||||||
旅カブ リニューアル♪ 使い勝手の追及はまだ続く!! | |||||||||
ホラ、意外と自然(笑) ↓ 使用前 ↓ ![]() もっとイメージ変わるかと思いきや、むしろこっちのほうが自然ですね〜。何でだろう?? ひとつ思ったのが、ステー類の色を変えた事による色彩的効果。 白 → 黒 になっているのですよ。気付いてました(^^;)?? 実は後ろの荷台も、実際使ってみての感想を踏まえた上で、これから改良を加えていくつもりなのですが、順々に、全部黒で統一しようかと (真ん中のミニ荷台もね) 思っております。 おっと。最後になりますが、実際の使い勝手はと申しますと ・・・ すんごい 便利 ・゚・(ノД`)・゚・ウァァァァァン これや、これやがな〜〜!! ヘルメットを被るときのグローブも、脱いだヘルメットも、通勤用のバッグも、コンビニで買った缶コーヒーも、袋は要らないですと言ったあとの小麦粉の袋も、大根も、ネギも、チャーシューも ・・・ 液体以外ならば、 全部、「ポン」 だっ!!! ヾ(゜∀゜ゞ) すみません。完全に、予想以上の効果です。バイクにカゴってのは賛否両論とは思いますが ・・・ なんていいますかね。バイクが、アイデンティティーとか宝物や自慢の種とかファッションとかでないワタシ。あくまで道具以上の「相棒」であるからには、ごくごく日常の使い勝手が良くなるということは、とても大切なのですよ。元気なときにギンギンに走るならCR80とかでオフロード走るに限りますが、ちょっと疲れたときには、カブのほうがありがたい。直線で300km/h出すよりも、裏道を気楽にトコトコと走りたいですね〜。 さ、次は後ろの荷台だ ♪
|