ジェベル
3時間耐久レース参戦記
2004.1
| |||||||||
レギュレーション 125cc以下4ストロークマシン カブでも、スクーターでも出られます! ・・・って、オイ! | |||||||||
「カブでも、スクーターでも、125cc以下の4ストだったら出れる 3時間耐久レース が、筑波サーキットのコース1000であるらしいよ〜」 そんな話を、友人・ひごのかみ氏から聞いて二つ返事で承諾。当初、ベンリー125で出るか? というところを、バンク角の深さと、なじみのある6速リターン式ミッションを見込んで、ジェベルでの出撃と相成った。でも、雑誌の募集要項を見る限り、持った印象は ハッキリ言って、お遊び それこそ、カブとかスクーターが出てくると信じて疑わなかった。そんな中にジェベルで出て、一暴れしようなんて考えていたのだけど・・・ 当日、サーキットのゲート前にならんでいるトランポ群を見て、そんな甘い考えは吹き飛ぶ。 本気バリバリの、レーサーだらけ ![]() しかも、問題はそれだけじゃなかった。当初予報されていた雪という最悪の天気は免れたものの、ミーティングで発表された路面温度は 1度。 ついでに言うと、 もちろん気温は氷点下ギリギリなわけで。 すでに、始まる前からお遊びどころか。もはやマゾでストイックな戦いを予感せざるを得なかった・・・。おいおい、ホントど〜なるんでしょう? | |||||||||
参加台数不足で、クラス混走 しかもスプリントのおまけ付き | |||||||||
さすがに1月17日という バリバリの真冬 だけあって、40台の先着締め切りという募集は満員にはならなかったらしい。もちっと暖かけりゃもっと参加台数もふえたんだろうけども、結局のところは7台しかいないとか。つっても全然嬉しくない。表彰台? むしろ遠い。こんなクソ寒いなか、承知で走りに来るってことは屁垂れは皆無なわけで、 ほぼ全員が勝ちに来てる と見て間違いない。・・・おいおい、募集要項はどこいったん? とりあえず参加したバイクを見てみると、APE100、KSR110 ・・・ あ、ほとんどそれだけだ(笑) 唯一、XR100がいるけども、ありゃ我々と同じ、勘違い組(泣)。 ・・・んで、ここに来て知ったのだけど、どうやら開催されるのは耐久レースだけではなかったらしい。125cc以下と125ccオーバーのスプリントレースも開催されるとか。それで、メインの耐久レースに7台だけじゃ面白くないってんで、125cc以下の2ストマシン勢も耐久レースに混走するらしい。 てことは、Nチビ軍団かぃっ!(最強だ・・・) そのかわりに、4スト125軍団もスプリントレースに参戦できることと相成った。こりゃ、ちょうどいい肩慣らしだぁね。耐久は午後からってことで、車体の様子見兼ねて走ることにする。 | |||||||||
スプリントレース ふけ上がり悪し! | |||||||||
![]() 練習走行を経て、スプリント本番。もうとにかく寒い状況ってこともあり、主催者はとにかく「路面温度低いです。タイヤが暖まるまではゆっくりと・・・」と繰り返す。変なレース(笑) もっとも、そんな忠告があってもすぐ熱くなるのが悲しい性で、 ウォームアップから転倒車続出 走ってみてわかるけど、こりゃ本当に路面温度低すぎるわ。新品タイヤも、熟成タイヤに感じてしまう。もう、前も後ろもズルズルで冷や汗もの(笑) 練習走行のヘアピンで、本日一発目の転倒(テツ)をする。 練習走行でのタイムが、57秒から始まり、大体49秒。これがスプリントレースに入るとグンとペースアップして、47秒台後半に入ってきた。しかし、何かオカシイ。ストレートで全然吹け上がらない。 スプリント終了後、急遽プラグをチェックすると・・・ 電極、真っ白。 今まで、セッティングなんてものをしなくても絶好調だったジェベル。そもそも、キャブもエアクリーナーもノーマルのままで、マフラー交換したときにMJをちょっといじっただけでOKだったはずなのに、ここにきて不調とは。しばらくは 「どうしてだ!?」 と頭を抱えてしまったけど、 考えてみたら、寒いからだよ。 そら、そーですわな(笑) こんな氷点下ギリギリで、レッドゾーン入れっぱなしの全開走行なんて始めてですもん。そりゃセッティングも変わるというもの。てことで、ジェットニードルのクリップ位置を変更して急場を凌ぐ。 よーし、 とりあえずは準備オッケー!
|