★ご注意★ このサイトの内容は、バイクに関しては素人の溶接工が、ああでもないこうでもないと、自作を楽しんでいる内容となっております。ですので、計測した寸法等で、厳密には違う可能性がありますが、ご了承ください。また、全体の雰囲気を優先するために、一部誇張した表現等が含まれていることをご了承ください。
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思い返せば、これが3台目 それなりにノウハウあるぞw | |||||||||||||||||||
「NSR50 の車体に、4サイクルエンジン を 搭載する」 ・・・ 今となっては、NSF100の登場も相まって、当たり前の形になってしまいましたが、その原型は随分と前からありました。とはいえ、メーカーがしっかりと確立しているわけでもなかったので、もう12年前ともなると、「なんでそんなことするの!?」とまで言われるほどにマイナーな改造でありました・・・。 まず、その12年前に作ったのがコイツ、N-GAG。 ![]() NSR80の車体を買って、その12psエンジンを下ろして搭載したのが、何を考えたのか、スズキのGAGエンジン(;´Д`)ノ それこそ、猛批判の中で作ったバイクだったのですが、とにかく、この車体を4サイクルエンジンで走りたかったのだからしょうがない(笑) んでもって、このN-GAGですが、初めてのエンジン換装だったもんだから、「とにかくカタチなればいいや!」とばかりにやったもので、後から出てくる出てくる、トラブルの連続 (|| ゚Д゚)ガーン!! そのトラブルの詳細は後で説明しますが ・・・ なにはともあれ、相当ノウハウを得たもんでした。 そして、その9年後の2006年に作ったのが、ネイプ (NSR+エイプ)。 流石に、今度はチェーンライン関係のトラブルはほぼ皆無!! 部品加工の腕も上がっていたので当然といえば当然だったのですけどね(^^;) ついでに、振動を軽減するラバーマウントをやってみたりして、なかなかの仕上がりでした。 つっても、事故で潰しちゃうんですけど、ね。 ・゚・(ノД`)・゚・ウァァァァァン ・ ・ ・ ・ ひょんなことから、舞い込んだオハナシ。詳細は割愛するとして、要は、「ボルトオンで、NSR50にモンキーのエンジンを載せてちょ♪」ってことですわ。 実際の話、自分用以外のバイクで、そこまでの改造をするのは始めて。しかも、場所は、鉄工所である職場。使える機械を場所は、もう文句なしのファクトリークラス。ただし、条件は、「売り物になるようなクオリティーの、完全ボルトオン仕様!」ときたもんだ(;´Д`)ノ ・・・ ええっと、つまりは、目の前のNSR50に、このカブエンジン(製作用)を載せればええわけですね? 生まれてはじめての、「お金を貰ってのバイク改造」 !!! 全力で、行かせて貰います ヽ(・`ω´・) | |||||||||||||||||||
「載せたい」から、「載せる」 失敗は成功のモトなのです | |||||||||||||||||||
別に、NSR50の車体に限った話じゃあないですが、「エンジン載せ換え」という行為は、根本的に間違った改造だと、思ってます。 だいいち、載らないエンジンを載せようってんだから ・・・ 無理・無茶もいいところなわけで。バランス崩すことこの上ない。そもそも、専用設計じゃないフレームなわけで、強度面・安全面から見ても、意味がある改造じゃあない。 ・ ・ ・ ・ これがっ!! (゚∀゚) イヤッフーー 御託は聞き飽きました(;´∀`) 「なんでそんなことするの?」は、愚問です。やりたいんだから、やるんです。それ以外の理由って必要なんでしょうか? トラブル? ええもう、上等ですわ。それに挑むのが漢ってもん(?)です。 馬鹿と呼んで下さい。むしろ褒め言葉ですわ (;´Д`)ノハァハァ てことで、トラブルを前向きに検証してみるw 前ふりが長くなった上に脱線しましたが、ここからが本題。当たり前なのですが、NSR50の車体へ、モンキー系のエンジンは載りません。そこを承知の上でエンジンを載せ換えるのですが、これがもう ・・・ まるで阻止するかのように、嫌らしいカタチをしているのですよ。ホントに。まぁ、その分挑戦のし甲斐があるってもんですが、当然ながら、最初にN-GAG作ったときはそんなこともつゆ知らず。こんなトラブルが起こったのです。 @ タイヤとエンジンが接触! ブレーキを掛けると、シリンダーヘッドのボルトがタイヤに接触するのですよ (|| ゚Д゚)ガーン!! ![]() 主な原因は、エンジンの追い込み不足。 スイングアームに邪魔されて、エンジンを前寄りに搭載しちゃってたんですね〜〜。完成したあとに気付いて後の祭り。結局、フロントフォークにイニシャルかけて、油面上げて、なんとかしのいだもんでしたが、セッティング変わっちゃうぢゃんね〜 orz Aチェーン調整が出来ない?? 普通、チェーン調整と言いますと、「空車状態で、チェーンの中心部で○センチぐらいの遊びで調整」する ・・・ ってのが相場。でも、N-GAGはそうはいきませんでした。 空車状態で調整しても、バイクに跨るとチェーンが緩む。しかも、加重が掛かれば掛かるほど、緩むのです (;´∀`)アリ?? ![]() これは、縦方向のチェーンラインのズレが原因 ドライブスプロケット ・ スイングアームピポッド ・ ドリブンスプロケット(リアアクスルシャフト)の三点位置の原則を無視しちゃっていたから、こうなってしまったわけです。・・・ こうなると、もう最悪。 乗っているときに適正な張りにしようとすると、空車状態ではチェーンはパッツンパッツン状態 (;´Д`)ノ お陰で、チェーンが伸びまくりでしたわ。サイテー。 そのほかにも、エンジンのアタマを持ち上げすぎちゃって、オイルが通常よりいっぱい入っちゃったり、キャブレターの油面までくるっちゃたりと、細かいところまで挙げるとキリがないです。ホントに(;´Д`)ノ ・・・ まぁ、そこいらへんが、「エンジン載せ換えの難しさ」ってヤツなのでしょうが、素人には出来ない所以なんでしょうね。ついでに言うと、うかつなショップに頼むと、やっぱり同じようなミスをしたりもするもんです。それを、ショウガナイ、そういうもんと我慢するか、それとも、ギリギリのところまで詰めて、よりノーマルに近い(←これが難しい!)使い勝手を目指すか?? 「 改造して、 ノーマルの使い勝手 」 っちゅう、相反する二つのキーワードを詰めるのが、今回のお仕事で御座います♪ ・・・ できるのか ?? (;´Д`)ノ | |||||||||||||||||||
難関@横チェーンライン 「肉厚増加」の罠 | |||||||||||||||||||
まずは、一般的なチェーンライン(横方向)への、挑戦から。 いきなりですが、一部の市販品には、落とし穴があります (;´Д`)ノ ・・・ 恐ろしくてこれ以上は書けません。あくまでも、「一部の市販品」とだけにしておきます。というのも、本当は、この話が持ち上がったときは、市販品を使おうかと思っていたのですよ。もちろん、有名な某メーカー品などは買えるはずもなかったので、有名ドコロのオークション等でなにか無いかな〜 なんて調べているうちに、とある事実に気付いたのですよ。 それは、「肉厚の罠」 。 よくあるカタチとしては、NSR50の車体のエンジンステーに、エンジンハンガーなる品物を取り付けて、今度はそのエンジンハンガーに、モンキーエンジンを取り付けるカタチとなるわけです(図参照)。 ![]() それを踏まえた上で、次の画像を見てほしいのですが ・・・ NSR50系のエンジンと、モンキー系のエンジンの、上側マウントボルト穴からスプロケットの中心までの寸法は変えられませんよね。この寸法は動かないのです。 ![]() アレ? てことは ・・・ もう一度、エンジンハンガーの取り付け図をどうぞ! ![]() エンジンハンガーの肉厚によって、チェーンラインがズレるんじゃん!! (|| ゚Д゚)ガーン!! 更に言いますと、某品物に関しては、「強度を出すために、肉厚を更に厚くしました!!」とかなんとか言っちゃって。仮に、NSRエンジンと、モンキーエンジンの寸法差がゼロだったりすると、モロに肉厚分。2ミリ差だとすると、肉厚−2ミリ分、3.2ミリ差だと、肉厚−3.2ミリ分。ワタシが知る限り、6ミリもの鉄板を使っている剛の者がおりましたが、そりゃ、大変だぁ (;´Д`)ノ 寸法差 = 肉厚 に出来れば、計算上のチェーンラインはドンピシャリに来るんだろうけども ・・・ どう考えても、かなりペラペラになりそうだぞ ・・・ ・゚・(ノД`)・゚・ウァァァァァン 強度を出そうとすればするほど、チェーンラインがズレてくるという、ハリネズミのジレンマ!! まぁ、ぶっちゃげた話、チェーンラインが多少ズレていてもバイクは走ります。すぐにトラブるというもんでもないです。とはいえ、チェーンやらスプロケットが削れるだけならまだマシも、何かトラブルが起こる可能性があるのならば、そんなもん、最初から無いに限りますでしょう。もちろん、そんな事実がわかった以上、即時不採用になったのは言うまでもありません。 モノによっては、「オフセットスプロケットをご用意」なんてのたまったりするそうですが ・・・ そんなモン買えるかぃッ! ヽ(゜д゜メ)!! ・・・ と、なりますわな、やっぱ。 どうせ作るならば。そして、せっかくファクトリークラスの設備を使えるならば、どうせなら解決しちゃおうじゃないの。ってことで、マズは採寸。 いくつかの案を出した上で、全てを曲げ加工のみでクリアする手法を採用。 エンジンハンガー、オフセット !!! * ちなみに、写真はテスト品♪ (^^;) どーすかっ!! (゚∀゚) 正直、曲げは面倒でした。でも、そこいらは、曲げのプロがいますからして(自分でもやりましたが、一発は無理!)。これで、幾ら肉厚を増やして強度を上げようとも、曲げの寸法を変えるだけで、チェーンラインは完璧なままですw 「曲げ構造」にこだわるのには、まだ訳があります。 溶接工である自分が言うのもナンですが、できるだけ溶接はしないのが吉という鉄則があるんですよね。 溶接と言うのは、見た目は随分と頑丈に見えるのですが、実際は全然違うのです。まず、単純に考えてみますと、4.5ミリの鉄板を溶接したとしても、その4.5ミリ分溶け込んでいるわけではないのですよ。せいぜい、1ミリか2ミリ。下手な素人が溶接すると、0.5ミリ以下と言うこともあります。どうでしょ? いくら鉄板厚くしても、部分的に1ミリの鉄板相当の強度しかないとしたら ・・・ なんつってもエンジンとフレームを繋ぐ部品ですからして。 割れたら、マジ困る (;´Д`)ノ もうちょっと話を突っ込むと、溶接は、当然鉄を 「溶かす」 わけで、瞬間的に1000度を軽く超えます。そうすると、いくら金属とはいえ、部分的に相当モロくなってしまうんですよ。また、溶接をしっかりしたとしても、逆に硬くなってしまって柔軟性を失って、振動が与えられ続けるうちに、溶接部分もしくはその周辺にクラック(ヒビ)が入るのはよくある話。また、組み立て段階でも、溶接は熱ひずみを相当に起こすので、これを抑えた上で0.1ミリ単位で組み上げられるのは、本職のプロですね。 ・・・ やって出来ないことないですが(一応、コレで飯食ってます) ・・・ わざわざそんな面倒なこと、する必要ないし ヽ(´ー`)ノ せっかく、曲げるための機械(NCベンダー)も、曲げのプロ(Sさん)も居るので、 ここはひとつ、「曲げ」とこう ! (゚∀゚) 当たり前ですが、曲げ構造なら、鉄板の厚みもほぼそのまま。熱も加えられないから、強度は均一。そしてなにより、寸法は0.1ミリ単位で精度を追うことができます。また、一番重要な強度は、もう文句なし!!!! ・ ・ ・ ・ 何個くらい作ったんでしょうかね 〜〜 ・・・ とにかく作りました。寸法に至っては、穴位置を3ミリずらしただけとか、ほかの穴との間隔を変えただけとか、もう色々。それもこれも、N-GAGの失敗からくる経験値ってもんです(;´Д`)ノ そして、完成♪ (゚∀゚) ちなみに、真上から見るとエンジンは、センターより左に寄ってます。でも、これが健全なる証拠。 当たり前ですが、マフラーは一般的に右側に出るわけで、そのバランスを考慮すると、エンジンは左側にオフセットされていて当然なわけですよ。逆に言うと、エンジンがセンターに来た場合、チェーンラインはその分ずれているという証拠なわけです。 そして、肝心のチェーンライン ッ!! よっしゃ、第一関門、突破!! もう何も言うまい。四の五の言うよりも、目の前のチェーンとスプロケットがすべて。これなら大丈夫でしょう!! 何度も試作しては組みなおして、また試作しては組みなおして ・・・ いやぁ、手間かけましたもん。でも、その手間を惜しんでいたかつての自分。ああぁ、やっぱり、「急がば回れ」 なんですなぁ〜・・・。 | |||||||||||||||||||
難関A縦チェーンライン リアフルボトム チェーン、切れますか?外れますか? | |||||||||||||||||||
お次は、縦方向のチェーンラインです。 てことで、まずは基礎知識講座から ヽ(・`ω´・) チェーンの長さを決める要因として、 @ドライブ(前)スプロケット Aスイングアームピポッド Bドリブン(後)スプロケット の距離が挙げられます。当然のごとく、スイングアームは上下に動くわけで、その位置関係によって、その距離が変わるのです。そして、問題なのが、一番距離が長くなるのはどこか? ということなのですが、三点の位置が、直線になったときが、一番チェーンが引っ張られるわけです。 ![]() 当然の話なのですが、一番加重が掛かっているときにチェーンが緩んじゃ困るわけでして、つまりは、加重が掛かったときに一番チェーンが張るのが良いとされているわけです。ですから、一般的には、空車(無加重)状態の時には、ドライブスプロケットの位置は、スイングアームピポッドとリアのアクスルシャフトの直線より下に来ているわけです(図の上側参照)。 さて、問題です。 この位置関係を間違ってしまうと、どうなるか?? 答えは、 ![]() ↑ コレの二の舞になるだけならいいのですが ・・・ 最悪、走行中にチェーンが外れます。 ・・・ いや、笑い事じゃあないのですよ。チェーンが外れた経験がある人間だから言えるのですが(オフロードコースでしたが)、洒落にならないです。クランクケース割るならまだしも、最悪、足を巻き込みかねません。それがなおかつ、フルバンク中だった日にゃ、あ〜た。 そして、もっと怖いことに、 某市販品 ・・・ と、しか、書けませんが (;´Д`)ノ ・・・ ドライブスプロケットが、空車状態でも、直線より上に来ているのですよ。 怖えぇ 〜〜 (|| ゚Д゚) !! ( 注: ちなみに、その 「某市販品」 は、最近めっきり見なくなりました。どこ行ったんだろう ・・・ ) そんなわけで、知り合いに足を切断されてもイヤなので、やっぱりコツコツと開発にいそしむのですよ(^^;)。 てことで、やっぱり試作の嵐。 ヽ(-`ω´-) 今回、色々試作していて思ったのですが、こういったエンジンハンガーってもんは、穴の位置が非常に重要であることと、その精度が大きな影響を及ぼしていることがよく解りました。 自分バイクの改造だけをやっていたころは、素人然と、ドリルやらボール盤で穴をあけていたのですが、ギリギリのところまで寸法を追い詰めるとなると、やっぱりマシンの性能がモノをいうようになります。 NCプレス、カマンッ!! ↑ 穴あけは、NCプレスのパンチャーを使用。もう、ミリ単位どころか、0.01ミリ単位という、とんでもない精度で寸法を決められます。また、穴径の正確さといったら、モウ (;´Д`)ノ 当然ですが、完璧なる真円&穴の正確さも0.1ミリ単位。 ↓ 正確な穴位置と、正確な真円だからできる、分割式の下側ハンガー。これだと、あとから寸法を微調整したくなったら、ボルトの間にワッシャーを噛ませるだけで、エンジンの傾斜が変わるというシロモノ。1ミリのワッシャーでも、その違いは歴然 (;´Д`)ノ いんや、こりゃ便利だわ♪ てことで、完成だっ!!!! ↑ 空車状態 ↑ どうでしょう ? (;´Д`)ノ 実は、まだ不満もあるのですよ。もうあと3ミリくらい、上に上げたいのですが、もう限界です。詳細はまた後で書きますが、これ以上上げると、エンジンとスイングアームが接触するし、そもそもエンジンの取り付けが極めて難しくなっちまうのですよ。 でも、ご覧の通り、無加重でもチェーンはスムースに回転してくれるし、1G状態(一人乗車状態)でまさにちょうど良く、フルボトム手前 ・・・ 恐らくは、一番力がかかるコーナリング中にチェーンが一番バタつかない状態に持って行きました。 ↓ 擬似的な、フルボトムの手前の状態 ↓ これも、もう何も言うまい ヽ(-`ω´-) ・・・。N-GAGの時の無念をやっと晴らすことができたぞい ・・・ 。ふぅ。 | |||||||||||||||||||
難関Bフロントフルボトムキッスは嫌ッ! フレームとのクリアランスバトル | |||||||||||||||||||
実は、ここからは、最後の詰めの作業になるのです (゚∀゚) ぶっちゃげた話、もう、二つの難関を突破した時点でも、かなりの完成度だと思ってます。でも、最後の砦が、ここにあるのですよ。 さぁ、思い出せ、あの屈辱を !! ![]() ぎゃあ、やっぱいいや。もう思い出したくもない ・゚・(ノД`)・゚・ウァァァァァン てことで、丸一日掛けて、詰めるトコ詰めるぞ !! 実は、ずっとずっと、ず 〜〜 っ と、エンジンの位置を出すのに邪魔ばっかりしていたのは、 コイツ だっ!! これがまた ・・・ 狙ったように、エンジン背面の凹みにマッチングしてくれて、最初の頃は、「おお、ちょうど避けてくれてるんじゃん?? 」なんてのんきに構えていられるのだけども、そこが罠。 その場所のままだと、チェーンラインの縦方向が下方向へズレてしまう。てことで、それを避けるためにエンジンを 「前+上」 へ移動すると、今度は、フロントタイヤとシリンダーヘッドが直撃!!! それを更に避けようとシリンダーヘッドを持ち上げると、エンジンがシャチホコ状態。 ・゚・(ノД`)・゚・ウァァァァァン しまいにゃ、キャブレターの油面が狂うわ、エンジンオイルが後ろに溜まっちゃってクランクの潤滑が怖くなるわ、もうどんどんドツボにはまる訳ですよ。ああぁ、思えば、N-GAGでは一通りのトラブルに見舞われていたわけですな。 そこに、真っ向勝負 !! 先ほども書いた通り、ホントに一日勝負でした。ほんの僅かな寸法を詰めて、部品を作って、そのたびにエンジン降ろして組みなおして ・・・ こうなると、根気勝負ですね。てか、なんか、本格的な開発になってきたなぁ〜〜なんて、笑っている自分もアレですが。本業より頑張りすぎですか。ハイ、すみません。 ・ ・ ・ ・ 接触させずに、でも隙間は無しっ!! まさに激クリアランス。ちなみに、反対側からみるとこんなカンジ。 そこまで詰めて何をしていたかと言いますと、コレを試したかったわけです。ええ、もう(笑) まずは、ハンドルを外します。そしたら、トップブリッジも外して ・・・ フロントフォークのキャップも外しましょう!! おりゃ! 完全フルボトム !!! 接触無し!! ヽ(`Д´)ノ イヤッフ−−−! 普通に、オイルと空気が入っているならば、ここまでボトムすることは有りえないです。 だって、この状態って 「底ヅキ」 ですからね 〜 (;´∀`) これでタイヤと接触しないなら充分でしょう♪ もう、ジャックナイフもオッケーですよ!! まだ試せてはいないですが、できればストロークアップしたエンジンを積んでで、思いっきりジャックナイフしてみたいところ。フロントフェンダーが接触するかもしれませんが、フロントフォークをキチンとセットアップしてやれば大丈夫だと思います。自分の経験上、まずはNSR80のスプリングとシートパイプに交換して、オイルの油面をほんのちょい上げてやるだけでまず大丈夫です。てか、本気で走りこむなら、フォークのセットアップは当然でしょう(^^) | |||||||||||||||||||
完成品 お取り付け〜方法 | |||||||||||||||||||
大変長らくお付き合いいただきまして、ありがとうございます(^^)! ワタシはですね 〜 ええもう、やっと完成したエンジンハンガーを目の前に、ついでに日本酒も目の前に、ほろ酔いどころかフラフラ状態で今キーボードを叩いているわけですよ〜〜 えへらへら (;*´Д`*)ノ いやぁ、完成してえがったえがった。 自分用じゃないってのがちょっと寂しい気もしますが、こういう流れでバイクの改造するってのも面白いもの。以前、勤めていた会社での風景をちょっと思い出します。 オマケとしまして、こういった類のエンジンハンガーの取り付け手順なんぞも書いておこうかと。 @まず、上側のエンジンハンガーを取り付けてください(廻り止めのボルトも入れておくとベター) A次に、下側のエンジンハンガーをエンジンに取り付けます。 Bそしたら、バイクに跨るカタチになってもらって、エンジンの尻を持ち上げるようにして、後ろ側のボルトを通します。エンジンを持ち上げる前にボルトを途中まで差し込んでおくとベターです(^^) Cそしたら、そのまま、シリンダーヘッドを持ち上げて、上側の取り付けボルトをサクッと差し込んでください。 そして ・・・ 堂々の、完 ッ 成 ッ !! カブのエンジン載った 〜〜 !!ヽ(`Д´)ノ ↓↓ ついでに、搭載車両9連発 ! ↓↓
改良に協力してくださったモニターの方や、エンジンハンガーをお分けした方のマシンです (゚∀゚) !! やっぱ、色々試してもらわないと解らないことも多いわけでw こまごまとした点を改良して、おかげさまで、後期方NSRのスイングアームや、一部の中国製エンジンにも対応できました♪ 感謝です!! やっと、画像を紹介することができました(^^) この場を借りて、お礼申し上げます!! なお、モニターの一人、「3RD」さんのホームページ、「NSR50を楽しむページ」では、NSR50の4スト化について有益な情報がたくさん載っております。配線の加工(NSR50のハーネス流用!)や、クラッチワイヤーの処理、シフトペダルの対策などなど。今後、NSR50の4スト化を目指す方は、是非参考になさってください(^^) ・ ・ ・ ・ (;´Д`)ノハァハァ (;´Д`)ノハァハァ (;´Д`)ノハァハァ そんなわけで、私の作ったエンジンハンガーは、今もどこかで走っているわけですが ・・・ でも、自分が作った品が、世の中に出て、なおかつ評価されたら面白いですね。バイク業界といえども、所詮は狭いもの。こんなイチ個人だったとしても、それこそ、ひとつの分野で席巻するのも可能ではないか と思ってます。それに必要なのは、ネームバリューでもなく、ブランドでもなく、要は情熱と根気とアイデア。もし、可能であるならば、この分野で思いっきり力を発揮してみたいもんです。 そのうち、気が向いたら、自分用バイクでも作ってみようかな♪ 一部のご要望にお応えして、より安価に作れるシンプルバージョンも作ってみました。コチラもどうぞ♪ ↓↓
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