![]() 「タイプB」 製作♪ 2008年
![]() |
予想外の大反響 いつも、皆様の声援に支えられております(;´Д`)ノ |
非常に有難いことに、この 「NSR モンキーエンジン搭載プロジェクト」 は、たくさんの方にご好評です。 水○レーシング等のメーカーが作らなくなって何年たつものなのか。そもそも、そういうメーカーが生産を中止していたこと自体知りませんでしたが ・・・ (;´Д`)ノ 問い合わせをして頂いた方に、エンジンハンガーをお譲りしておりましたが、そのうち余分に作っていたものはすぐに底をつき、もうちょっと作って、また底をつき ・・・ 結局、3回くらい増産するという自体になっております。 ![]() ![]() 日本各地に、「4ストNSR」増殖中 ・・・ でもね、意外と手間がかかるのですよ (;´Д`)ノ 当然なのですが、もともと、素人の設備で作れるようなシロモノじゃあない。となると、職場の設備を使って作るということになる。となれば、「お分けする」といってもタダという訳じゃあなくなるわけです。個人的には安くしたい。でも、手間がかかる以上は、そうも行かない。 ・ ・ ・ ・ そんな訳で、自宅の机にかじりついて、よりシンプルな設計 を始めたのです ・・・ |
シンプルだけど、強度は充分! 「タイプ B」 誕生 !! |
いきなり 「タイプ B」、どん!! パッと見ですと、あまり変わってないように見えますね〜。 まず、基本的なエンジン搭載位置は、まったく一緒!! 当然といえば当然ですが(;´Д`)ノ コレは、穴位置だけの問題なので、全く問題無し。何時間も掛けて、スイングアームやらタイヤやらと格闘した、あの寸法そのものです。この、数ミリの寸法に込められた想いといったら ・・・ もう ・・・ (ノД`)゚。 ・・・ って、カンケイないっすか? |
肉厚とチェーンラインの微妙なカンケイ 0.7ミリ、これを許してください・・・ |
タイプA と、 タイプB ・・・ 一番の違いは、コレです。 肉厚 (4.5ミリ vs 3.2 ミリ) !! タイプA(従来品)から、タイプB への変更点として、一番大きいのがこれ、肉厚です。4.5ミリから、3.2ミリへ以降しております。その理由はといいますと、ズバリ、これ。 「 オフセット曲げ 」の、廃止 !!! 一番のウリといえばウリなのですが、その「オフセット曲げ」を捨ててどうする? と言われそうですが (ノД`)゚。 ・・・ でも、コレが一番の「手間」です、ハイ。 実際に作ってみないと解りませんが、なかなかに手間なんですよね〜。事実、寸法的にもシビアな場所でもあるので、本当のプロか、高性能なマシンがあれば別ですが、厚みがバラバラな鉄板を、0.1ミリ単位の精度で、しかも二箇所を曲げて寸法出すのを考えれば、二辺を同じように曲げるのは、かなり楽です。それこそ、わざわざ切り込みとかを入れるのも計算に入れれば、全体から見ても手間は3分の1は減ったかと思うくらい。全然違います。 ただし ・・・ デメリットも出てきます。 まず、チェーンラインのズレ。 これはもう、ズレます。オフセットしないわけですから、当然これはしょうがない。 0.7ミリです。許してください。 (ノД`)゚。 ちなみに、肉厚4.5ミリだと、2ミリくらいズレます。それを、3.2ミリの鉄板を使うことで、0.5〜0.7ミリに抑えました。流石に、2ミリもズレると、スプロケットが編磨耗したり、チェーンが短命だったりと、いろいろ問題も報告されてますが、0.5〜0.7ミリなら ・・・ まだ、マシでしょう。 あくまで余談ですが ・・・ 肉厚4.5というのは、ほとんどのエンジンハンガーがこれに当たります。強度的にもここいらが丁度いいのですが ・・・ これをあえて3.2を使ったことについての、強度の話はお次で。 |
禁断の3.2ミリ? 「曲げ構造」で挑む、その強度 |
経験則に過ぎませんが ・・・ 3.2ミリが薄さの限界です。 頻繁に使う、鋼板の規格としては、1.6 2.3 3.2 4.5 6.0 ・・・ というのか、ここいらの厚みです。タイプA(正規版)のエンジンハンガーは4.5を採用しておりまして、一般てきなエンジンハンガーについても、調べた限りでは4.5を採用しているようです。これが、2.3になると問題外となり、3.2が薄さの限界と思われます。とはいえ、4.5は厚過ぎるくらいなので、充分な強度が確保できるならば、逆に「しなり」も期待できる3.2のほうが適格と言えば適格なのかもしれませんが。これは、徹底的なテストをしなければなんとも言えませんがね。とはいえ、フレームのステーの肉厚を考えれば、3.2でも充分と判断できます。 ただし、「曲げ構造」の場合、です。 NSRにカブエンジン搭載プロジェクトにも書いてますが、「溶接」というのは、実際のところ、肉厚全部が溶けているわけではありません。よほどの熟練工でも2/3程度。素人だと、ほとんど溶け込んでいないのが実情です。かといって、裏表溶接しちゃうと、逆にその場所だけ強度が上がりすぎて、溶接の端っこから割れてくる(ストレスの集中化)のが、溶接職人の常識。全体的な強度を出すために、溶接部分を削って、モトの厚みに戻すくらいなのですから。それだけに溶接は奥が深いのです。短期間ではわからない、長期間にわたる強度へのこだわり。溶接工のワタシが言うのもナンですが、「溶接は信用できない」なのです。 てことで、「曲げ」のみ ♪ 肉抜きの穴も廃止して、恐ろしいまでにシンプルになっちまいました(;´Д`)ノ でも、「シンプル イズ ベスト」。シンプルであるがゆえに、一分間に1万回を超える振動を生み出すエンジンという魔物の、そのエネルギーを受け止めるに耐えうる 「強度」 と、「柔軟性」 を持ちえるのだと、思います。 |
バイクを、思い通りにカスタムしてゆく その喜びの手伝いをしたいです。 |
「カミさんに、了解をえられませんでした」 「これからエンジンも買いたいので、予算が限られているのです」 「少ない小遣いの範囲で、やりくりしています」 そんな声に、応えたいのです ヽ(・`ω´・) バイクを改造するのは、楽しいです。そして、自分が思ったとおり、思い描いたイメージどおりに、目の前にその姿を具現化できた、その瞬間の快感たるや。その感慨たるや。男ならだれしもうなずく、快感だと、ワタシはそう思います。 その、お役に立ちたい。 今まで、溶接というものを覚えてからというもの、もう、散々ぱらモノを作ってきましたから。鉄という鉄はすき放題くっつけられるんですから、ほんとに。頭に「ぼけ〜」と浮かんだ形でも、ちょっとその気になったら幾らでも、実物として具現化できるんだから、このスキルってばベンリなモンです。ホントに。・・・でも、たまに思うのですよ。自分のバイクだけ改造していて、本当に満足か? ・・・と。 結局のところ、自分のバイクを改造したところで、マスターベーションに過ぎないわけで。それまでなのですよ。あくまで自分のバイクが、ちょっと形がかわる。自己満足。それまで。以上。 それが、どうだ (・ω・;)(;・ω・) こうして、エンジンハンガーというモノを作って、HP上に公開して、また、オークションに出品してみたりして ・・・ そしたら、ゾクゾクと反響が来ること、来ること!! こいつぁ、面白い !! 長年、バイクいじりというものをして参りましたが、今が一番楽しいです。色々なものを作って、それを公開して、そして誰かにお譲りして、それについて改良点を教えていただいたり、また、実際に使ってみて、その喜びの声を聞いてみたり ・・・ いやぁ、幸せですねぇ。 かつての、POPヨシムラも、こんな気持ちでエンジンを触っていたのでしょうか・・・。 |
■□ エンジンハンガー いろいろ♪ □■ | ||
「Nチビに、カブエンジンを搭載したい!」 という要望を現実化すべく挑んだ計画! ギリギリの寸法を追い求める戦いの記録ですw |
「NSR50にモンキーエンジンを搭載!」計画の続編。より多くの方へお贈りできるよう、シンプル化を図る! これでどうでしょう(笑) |
Nチビの次は、NS-1! 沢山の熱い要望から、挑んだ計画。『NS-1にモンキーエンジンは搭載できるのか!?』 みなさんの熱い想いがカタチになりました♪ |
参考リンク ■ CR80車体 + モンキーエンジン!? 【シーモンキー計画】 ! とても気に入っていて、最高の遊び道具だったのですが、やはり形あるものいつか壊れる。高性能レーサーだけに壊れ始めると ・・・ なんとも切ない限り。でも、同時に、これまでぼんやり描いていた 『CR80の4サイクル化』 が、より現実味を増してきました。そして、2011年。ついに来るべき時が来たのです!? さぁ、また素晴らしき泥沼改造ストーリーの始まりか!? |
|
![]() チャンネル登録お願いします ヾ(゜∀゜ゞ) ※ 日常の動画と、ネタ中心の動画、ふたつあります♪♪ ※ | |
【B面】 のまファミリーの"ありふれてない"日常生活♪ |
【A面】 DIY道楽 のまてつのチャンネル |
再生リスト>> 動画全部一気観だぜヾ(゜∀゜ゞ) | 食べ放題バイキング | マクドナルド ネタw | シマいリス(うちのカミさん) | りょういち | さとし |
|
→→
![]() HOME(メニューが表示されない方) | 日記ブログ | お問い合わせ(メール) | 「 DIY道楽 」 ってナニ? ![]() Presented By "DIY道楽/テツ"こと、乃万哲一 ヾ(゜∀゜ゞ) |