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SX125R / ジェベル125

「大陸間弾道弾」と呼ばれたバイク達と駆けた日々


スズキの、125cc4ストローク単気筒のツーリングバイク、"SX125R"と"DJEBEL(ジェベル)125"。登場から、多くの旅人達に愛用されて、世界中を駆け回ったという。大きなタンクと、125故の高燃費で、あまりに長い航続距離を誇ることから「大陸間弾道弾」と呼ばれていた。23歳の夏、つき合っていた彼女と、この二台のバイクで、旅に ・・・ 出た。
2003.12


「旅に出よう」 
・・・んで、「仕事辞めちゃいました」

ワタシも馬鹿ですが、まぁ彼女も馬鹿だった、馬鹿コンビだったってことで・・・(笑)


ハタチの日本一周とはまた別に、23歳は「北海道越冬挑戦」でした。深い理由もなく、風の向くまま気の向くまま ・・・ なんてことは全くなく、そりゃ深〜い思惑もあったわけですが、ここでは割愛。でも、その深〜い思惑が在った割には決断はアッサリと。そんなアチキに愛想を尽かすどころか、「一緒に行く」と言い出した、彼女も彼女。そんなこんなで、その彼女も今のカミさんなわけですが(笑)


旅はというと、神奈川を出発点として、いちど大阪・紀伊半島まで西に行った後、また北上をしていって最終的に北海道・富良野を目指すというもの。んで、使うバイクを選択する時に迷わず選択したのが、コイツ、SX125Rジェベル125です。ちなみに、SXの後継機種がジェベル。結局はほぼ同じバイクといっていいのですが、根本的な違いは、ジェベルのセルスターターの装備でしょう。セルがついているってことで、カミさん(当時は彼女)用となったのは言うまでもありません。

しかし、何故故にこのバイクか? 答えは簡単。日本一周での教訓から、 純正のままで、日本一周できる バイクだからです。

13Lタンクと高燃費 ・・・で、「大陸間弾道弾」
でも、それだけじゃない!

●燃費●

125ccの4サイクルってやつは、100kgちょいの車体にはなかなかバランスがよろしいようで、燃費がいいです。通常の街乗りでも30km/lを切ることは希で、35km/lはザラ。ツーリングともなると40km/lは行きます、マジで! おまけを言うと、峠を攻めても35km/l。いんや、素晴らしひ〜!!

・・・で、13リッターの燃料タンク。つまり、40km/lの燃費と13リッターの燃料をフルに生かせれば、500km以上は走る計算になるんですね! うまく45km/lまで引っ張れば、ハイ、585km! 対するホンダのXLRはというと9リッターのタンクなので、ゆうに150kmの差が出る訳で、その差は歴然。

ちなみに、原付二種なので任意保険・自賠責保険も格安! ファミリーバイク特約と、5年ものの自賠責を組み合わせれば、二台まとめて年間コストは1万5千円程度。高燃費と相まって、ランニングコストはとにかく低い。これは、ありがたい!

●オフロードである、ということ●

旅はその人それぞれのスタイルであるわけですからして、「このバイクが一番!」とは言い難いものです。しかし、日本一周の経験からして、ワタシとしてはオフロードの、しかもツーリングバイクが一番です。走破性は言うまでもないですが、これが重要。なんといっても道はアスファルトだけじゃないわけで、時には砂利道や、草原もあるわけです。そんなときに、通れる道を制限されるのはツマラない! 行きたい道は、ガシガシ走る。走れないと、あとで後悔します。マジでっ!

あと、万が一の転倒時にダメージが少ないのも見逃せません。コケてレバーが折れて、そこで動けなくなるのは洒落になりません。リスクは、減らしておきましょ。無理にドラマを増やす必要性は無し!!!(笑)

●ライト●

明るいです。でっかいガラスレンズは、重いけど丈夫。ライトチューンしてもOK。オフ車のそれとは思えぬ視界は、明かりのない夜の田舎道で威力を発揮!

●積載性●

お世辞にもオフロードが得意とも言えないリアサスペンションも、荷物が乗るとなると威力を発揮。60kgやらそれ以上の荷物が載っても大丈夫 ・・・ というか、それ前提の堅さだから、ジャンプなんぞを跳んだ日にゃ、思いっきりケツ上がりで怖い思いをします。・・・もとい、しました(T_T)。 いい子は真似しないように!

●原付二種である、ということ●

高速道路と自動車専用道は乗れません、これはしょうがない。でも、週末トラベラーならともかく、時間だけは腐るほどある"旅人"にとっては、全局共通の風景しかない高速道路なぞ無用の長物。原付二種が威力を発揮するのは、各地の有料道路なのだ。「普通車1400円、二輪800円、原付50円」なんてのはザラ。いっそのこと無料にしては? といいたくなるような金額設定が多いこと、多いこと。大きな近道になったり、その道そのものが観光地だったりすると恩恵も大きい。ついでに予備知識をたれておくと、日本三景のひとつである「天橋立」、車が通るなんて以ての外の観光地ですが、原付は通れます。もちろん、ガタイは大きくても、SXとジェベも、もちろんOK!

●でも、11馬力●

二種とはいえ原付呼ばわりですが、出力は11馬力。マフラー交換だけで、最高110km/hをマークします。普通に走るならば、まずアオられる筋合いもありません。・・・とはいっても、栃木と北海道だけでは、容赦なくアオられます。ご注意。

・・・話は反れましたが、11馬力で100km/h以上出るパワーですが、法定速度は60km/hと普通の車と一緒なので、流れに乗っていて捕まっちまったぁ〜!! な〜んて、原付一種(50cc)のような足かせもないわけで。なかなかに快適なのですよ。

旅以外にもこんなことも
乗り出すとクセになります

カミさんの乗るジェベルは、先述した通りセル付きです。これがなかなか便利で、カミさんがジェベルを気に入っている最大の要因かも。でも、魅力はセルだけじゃない。125ccらしく、オフロードマシンながら小柄で足つきのいい車体は何とも安心感があるそうです。最初は、「戦う男のマシンじゃねぇなぁ〜」なんてタカをくくっていたのですが、これがなかなか・・・(笑)

そう、意外に強いのが 峠、 なのです。

先述の積載を考慮したサスペンションは、不必要な沈み込みもないので意外とコシがありますし、なんつってもギアはというと、スポーツバイクばりの6速ミッション! 安定感のある21インチホイール! リラックスできる殿様ポジション! 

・・・ って、全然峠向きぢゃないって?(涙)

・・・いいんです、それでいいんです。フロントフォークのスプリングをショート化したり、タイヤを細くしたり、突き出しを変えたりしたりして、徐々に進化(?)してるからいいんです。思い車体がネックになって、チューンドモンキーに置いて行かれてもいいんです。ワタシャ、このジェベルで頑張るんです。

・・・ま、「峠に強いバイク」ってのは訂正するとして、「意外と峠でも楽しめる」バイクってことでどうでしょう??

旅のその後と、これから

旅から帰ってきてからも、SXとジェベルはそれは便利な日常の足でした。それぞれの通勤に大活躍したものです。・・・でも、とある日に、SXは盗難にあいました。・・・まぁ、鍵掛けてなかったワタシが悪いです。

・・・しかし、あんなマニアックなバイクを、午前1時から午前7時の間に盗むかぁ〜? フツ−!


そんなバイクが出てくる訳もなく、結局残されたるジェベル号。そのごカミさんの妊娠・出産に際して、その主導権はワタシにやってきて、現在に至るわけです。のんびり走っていたカミさん時代の面影は何処へやら。先述の姑息なチューニングは我が手中に来てから施されたもの。今でも、草レースの出場に向けてチマチマと姑息チューニングを続けている状態です。

結論:結局のところ、旅から日常、そして峠やサーキットなど、一番広いキャパシティーを持ったバイクなのかもしれません。 (あくまで個人的、にネ)





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