そんなうちのカミさん（シマいリス）の、たったヒトコトから始まったこの計画。

自転車（ママチャリ）で湖を周るということを始めてから、どれくらい経つものか。
地元の小さな湖から始まって、富士五湖、霞ヶ浦、猪苗代湖　･･･　ときて、いつかはたどり着くと思っていた琵琶湖。

日本最大の湖、琵琶湖。
一周、およそ200ｋｍといわれる琵琶湖。

ついに、その挑戦の日がきましたヾ(゜∀゜ゞ)　

この日を迎えるために、まぁ〜　ながい準備がありましたわ。
家族の性格上、ホテル泊なんて考えてなかったので、当然のごとくキャンプ（野宿）。
するってぇと必然的に、増える荷物、荷物ｗｗ

その荷物を運ぶために考えたのが、『自作サイクルトレーラー』。
未知の代物だったけど、作りましたさ、自家製ハンドメイドなサイクルトレーラー！

てことで、琵琶湖一周サイクリングってのも未体験の挑戦だけども、
自作のサイクルトレーラーで走るってのもひとつの挑戦　(｀・ω・´)ｷﾘｯ。

車の停車場所を提供してくれた、彦根のバイク・自転車屋（？）　『PEAKS　MOPED'S』さんや、
サポートしてくれた、もなかさん一家の協力も得て、

2013年5月3日
午前　11時20分、ついに走り始めたのでした　・・・

ＤＩＹ道楽/テツこと、乃万　哲一の一家が挑みます

【琵琶湖一周サイクリング計画】２日目！！

２日目です。
初日の疲れも回復しておりませんがｗｗ

２日目は、純粋に走ることに専念できる貴重な１日。
てことで、未知の距離　『１日100ｋｍ』に挑みます。

早朝に道の駅マキノ追坂峠を出発、西湖岸を南下します。

北西部は町並みが綺麗ですね。
落ち着いているというか情緒があるというかヾ(゜∀゜ゞ)　
とても走りやすい。

そんなキモチのいいエリアでしたが、南下するほどの道路事情が微妙に変化してきました。

・白髭神社
・風月堂　ホットドッグ

道中、観光したり、買い食いしたりｗｗ　ちょうどいいスパンで見所食べどころがあるので、
休憩代わりにちょうどよかったですね〜♪

湖畔の道はちょっと狭いですが。車がちょっと怖いですが。
でもそれでも、このあとにくる南西部に比べれば全然マシでしたｗｗ

ただひとつ言いたいとすれば　･･･　サイクリングロードはあるけども、道の右や左へ移動しまくったり、
いきなり別ルートに曲がって、探すのに苦労したり。そして、段差が意外と多くて、気持ちよく走れなかったりしました。

『サイクリングロード』といっても、地域性がキッパリわかれるんだなと実感した次第ですね(^^;)

基本的に、東湖岸がロードとしては整備されてますね！

ひたすら走って、昼ごはんは　すき家の、『カレーキング』（笑）

そうこうしているうちに、琵琶湖大橋へ　・・・

選択の時です。

ショートカットするか、南端まで走るか！？

まぁ、子供たちの答えはわかっていましたがｗｗ

北西部は快適そのものでしたが、南下するほどに徐々に道路事情は微妙になってきます。
そして、琵琶湖大橋からの以南は　・・・　ちょっとした試練ですね。

単独なら気にすることもないですが、荷物満載の子連れにはつらいルートです。

体力的な消耗よりも、精神的な疲労が大きかった気がします。

途中、雨に降られるシーンもありましたが、買い物している間にザッと降ってそのあとは止んじゃいました（笑）さすが、晴れ男ですｗｗ

南端の近江大橋についたところで、かなりバテバテでしたが、
そこから北方向へルートをかえると　･･･　
道路事情は一転。とても快適ルートで、しかも綺麗な夕日のご褒美もあり、目的地、道の駅『草津』まで走りきることができました　・・・・

ここまでの距離を走って、いちども泣き言を言わなかった子供たちに脱帽です。
そして、ずっと笑顔だったうちのカミさん（シマいリス）もお見事！

もちろん、人間ですからして？　みんな疲れてます。
ちょっとギスギスした雰囲気もありました。

だけども。

"旅根性"と言いますか、気合といいますか。

　"今は、怒るべきか笑うべきか？"

自分がどう振舞うかで、家族がバラバラになるかチームになるかの違いが生まれます。

自分の振る舞いが、全ての源になるのです。
家族のおのおのが、そのことに気づいていた、琵琶湖一周。

疲れていても、怒らない。
疲れていても、イライラしない。

本当に見事でした。
お疲れ！！！！

大きなトラブルもなく、最難関である２日目は、無事に幕を降ろしたのでした　・・・・・

道の駅マキノ追坂峠　→　道の駅草津
二日目の走行距離　およそ　100ｋｍ

三日目

道の駅、『草津』からスタートの三日目です。

ココから基本的に、道は快適なのですが、一部　あえてサイクリングロードを離れまましたｗ
おかげで、おいしい郷土料理も食べてましたよヾ(゜∀゜ゞ)　

・うろり
・生うろり
・うろり豆

"うろり"琵琶湖最小の魚とのことです。
食感はホクホクしていて、美味しかったです♪　
暖かいご飯が欲しいｗ

そして　・・・

ひたすら北上で彦根を目指します。

実質丸二日。
ひたすら自転車漕ぎました。

ここまでくると、ゴールが嬉しいとかでなくて、むしろ、寂しさを感じてしまいましたね。
これは家族全員そうだったようですが　・・・

　 あぁ、終わってしまうのか

･･･と。

車で走ったりすると、疲れるだけの距離。
でもこれが、自分の力で進み続けるという行為は、距離はただの距離ではなくなるのでしょうか。

そして　・・・

三日目　11：41　
彦根城ゴールに到達！！

これもひとえに、皆さんの応援あっての賜物です。
有難うございました！

一周200ｋｍ
テント泊での長距離ツーリング

全てにおいて未知の世界でしたが　・・・
強く感じたことがあります。

当然ながら自転車は人力です。
自分の力です。

車で走ると　･･･　正直琵琶湖湖畔は単なる退屈と苦痛です。
でもこれが、自転車だと楽しいのですよ。

辛いけど、楽しい。
苦しいけど、楽しい。

不思議ですね。

是非、皆さんも、自分の可能性を過小評価しないで。
自分で限界を作らないで。

どんどん挑戦してください。

挑戦しただけ、世界が広がりますよ！！

・・・