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父と子・男旅で挑む登山!
リベンジ!【富士登山御殿場ルート】


忘れられない富士登山の屈辱は、富士登山で返す!



あれは忘れもしない、一ヶ月前。

友人TAKEZOと一緒に挑んで、途中で断念するという屈辱を味わった、富士山御殿場ルート。

天気は強風。夜は雨で断念し、朝からの再アタックも、雲と風により、二合八勺という、序の口地点での断念。

しかも、長男・リョウイチが途中でへばってしまい、それが断念を決断せざるを得ない原因となってしまったのでした。

これまで、いくつかの百名山を登り、そして富士山の富士吉田ルートは小学校2年生で登頂を成功させているだけに ・・・ 親としても、そしてなにより、リョウイチ本人としてもあまりに悔しい屈辱の思い出となってしまったのでした。









ここで、この、富士山御殿場ルートというコースを軽くおさらいしてみますと ・・・


※画像はネットより借用


登山口から山頂までの標高差が、富士宮ルートの2倍近い2,336m。

そもそも、スタート地点が、ほかの登山口でいうところの2合からスタートなので、歩行距離・高低差、どれをとっても

まさに キング・オブ・富士登山

ちなみに、この2,000m超の標高差をいっきに登るルートというのは、北アルプスや南アルプスなどの3,000m級の山々にもそうはなく、体力に自信がある人向けのルートと言われているそうです。

しかも、序盤は、ひたすら続く砂利道。
その、体力の消耗のしかたといったら ・・・ もう、普通の登山からすると想像を絶します。

普通は、山小屋をつかっての一泊二日。

それを考えると、リョウイチがへばってしまったのは当たり前と言えば当たり前なのですが ・・・

だけど、途中で断念というのはあまりに悔しく、富士山を見るたびに悔しさと敗北感がただよう、屈辱の記憶になってしまったのでした。

だから ・・・

【父と子、男の登山】
リベンジ! 富士登山御殿場ルート!


コース情報から判断して、カミさんが登るには、不可能じゃないけど "楽しめる" 登山とはなりにくいと判断。

だったら、カミさんと登るのは、もっと楽しめる富士吉田や富士宮においておいて、
今回は男だけで挑みます。

   それぞれの、富士登山にかける想い


◎ リョウイチの場合

リョウイチにとっては、今回は、そのまんまリベンジ。二合八勺で引き返してしまった屈辱を返すべく、挑みます。

それと ・・・ 今回は参加を見送ったおかあちゃんの雪辱をも晴らすべく、その母の想いを背負っての挑戦です。

◎ サトシの場合

サトシは、お兄ちゃんの年下とはいえ、富士山の登頂経験は一回多いです。しかも、体力的にも勝っていることから、サトシ本人の登頂は苦しいながらも可能なレベル。

だけど、サトシが登れただけじゃ、今回は "勝てない" のですよ。チームである、この三人が全員登頂を果たして、そして無事に帰ってこなければ、チームとしての成功とは言えない。

というわけで ・・・ サトシに与えられた課題は、如何にして、お兄ちゃんを頂上までサポートできるか!? いつも喧嘩ばっかりの兄弟ですが、チームとしての登山に挑みます。自分自身だけでなくて、人の為の登山。これもまた、挑みがいのある挑戦です。

◎ 父ちゃんの場合

そして最後に父ちゃん。

実は ・・・ 前回の失敗において、一番責任があるのは自分だと思ってます。 ・・・ だってね、登山計画そのものに無理があったのは百も承知だったはず。また、天候の予測や、ペース配分などなど。反省しはじめたらキリがないのです。また、下山の判断を下したときの悔しさといったらもう・・・。

たかが登山とはいえ、その山の頂上に立てたかどうかが、これほどまでに、家族の誇りと自信に影響を及ぼすとは思いませんでした。

二度目の挑戦で失敗したとあれば、そこに残る傷跡は、もはや消すことができないでしょう。

絶対に失敗はできない。されど、必ず無事に戻ってこなければならない。

今こそ晴れ男パワー全開で、万全の体制での挑戦です。









父ちゃんとサトシは、今回はサポート&応援役。
サトシよ、なんとしてもリョウイチを
頂上に立たせるぞ。

そしてリョウイチよ、おかあちゃんの雪辱
晴らすんだ!  ヽ(-`ω´-)


 勝負! 富士山御殿場ルート! 


am 4:10 出陣。


一時間ほど、暗い中を登って そして向かえたご来光。

暗闇のときは見えなかったけど、姿を現した富士山に、ひたすらまっすぐ歩きます。
(子供たちの希望で、じつは下山道を突き進みますw)



御殿場ルートは、ひたすら歩く、精神修養の世界。


※画像はネットより借用


6:15 二合八勺(新五合五勺)到着。

馬鹿といっちゃあナンですが ・・・ なんでしょうかね。前回の屈辱があまりに強すぎたのか ・・・ 大石茶屋から新五合八勺の白い非難小屋まで、下山道をまっすぐ突き進んで来ました。

かなり登りづらいフカフカの砂利道も知ったことか!!とばかりにザクザク登ります。別に強要したわけではなく、あくまで子供たちの希望 ヽ(´・ω・`) 前回、下ってきた道を戻っていくことで、あの時のあの場所からの再出発するための意思確認だったのか、どうか。

でもまさか、その厳しい下山道を登ったことが、あとあとの工程を気分的に楽にするなんて、知る由もなかったのですが ・・・

人間の気合とは凄いもので。

ここまで、疲れた様子は微塵も無し!

子供たちも、この白い非難小屋に来たことで気分一新。まさにここからスタート気分でしたw

そこから続く、ひたすら登りの道。

最初はフカフカの砂利。やがて、宝永山を眼下に見るようになると、徐々に赤茶けた硬い登山道になり、そしてやがて傾斜の増加と共に、火山特有の軽くて足場の定まらないガレ場に ・・・

詳しくは動画を観てもらえばわかりますが ・・・

辛いぞ、これは!!

登山道、そのものの難易度は、富士吉田ルートのほうが難しいです。

だけど、変わらない風景と、ひたすら続く登り、そして圧倒的に長いその工程でいうならば、まさにキング・オブ・富士登山。


サトシは、とてもがんばりました。

父ちゃんが先頭で、ペースが落ちないようにリードしている中、きちんとおにいちゃんの後ろについて、励ましていたり、ちょっと押してみたり、話かけてみたり。自分自身も相当辛いはずなのに ・・・ 飲み水はリョウイチのを優先して飲んで(軽くして)、サトシは最後まで、2リッター以上の水と食料を背負って登りきりました。

サトシは一度も泣き言を言わず、一度も泣かず、8割がたは笑顔でした。


リョウイチも、本当によくがんばりました。

3回くらい、本当に辛くて足を止めたこともありましたが、苦しむ以上に笑顔を見せるシーンもあって、自分の心の中の葛藤によくぞ打ち勝ちました。苦しくなったとき、「お母ちゃんの為にがんばれ!」 と発破かけると、唇を噛んで、一歩一歩と、歩き続けました。泣き言は、一度も吐かず、高低差2300メートルを上り続ける姿は、頼もしいの一言です。

リョウイチも泣いてません。 一度 ・・・ 一滴だけこぼれましたが ・・・ たぶん、あれば汗です。伝ってきた汗なので、非公式ですw









そして ・・・







12:30 富士山頂



これまで、ワタシ自身、4度目の頂上ですが ・・・

ここまでの達成感と、透き通った心持ちで、白鳥居をくぐったことはありません。





   『 下りの乃万家 』 復活!
最速ダウンヒラー、リョウイチ!


頂上を出たのが、14:00。

下り始めて、リョウイチが高山病? で、吐き気をもよおした為、15分ほど休憩してペースを落としたものの ・・・ 
16:00 には下山道(大砂走り)へ突入。

一気に下ります。

7合目の大砂走り入り口から、登りからすると信じられないスピードで下山。

あんなに苦労して登った風景たちが、またたくまに後方に飛んでいく快感。

実は、この下りで強いのが ・・・ リョウイチなのです。

相当疲れているはずなのに ・・・

点になるまで走り続けますw

そして。

14:15 下山。



気分スッキリ。

体はボロボロのはずなのに、この爽快感たるや、もう!!

富士山を改めてみると、その頂のなんと高いことよ・・・。 あんな高いところに登って、そして下りてきた工程を思い出すと、涙が出るより先に、感謝をしたい気持ちでした。富士吉田や富士宮の登山口からだと、まだ富士山頂が近いので、こんな気持ちにはなりませんでしたね〜・・・。この御殿場ルート特有の、感慨深い眺めなのかもしれません。

なにはともあれ ・・・

 子供たちよ、よくがんばった。父ちゃんは、お前たちを誇りに思うぞ。リョウイチ、最後まで諦めなかった強さと、下りで見せたスピード。見事だ。サトシよ、お兄ちゃんをサポートして、本当によく頑張ったね。人を勝たせた経験は貴重だぞ。
 二人とも、これから自身を見失うようなことがあったら、富士山を見なさい。そして、何かに思い詰めたら、またこの山に来なさい。今日は本当に、おめでとう!!


最後に ・・・

富士山に登る前に、子供たちをとても元気付けた、お母ちゃんからのメールを転載しておきます ヾ(゜∀゜ゞ) 



お母ちゃんからのメール

お母さんですよ!
ユーストリームのコメントをかけないからメールでね。

凌一、

大変だろうけれど、頑張って頂上を目指してね。
水が沸騰するか、お母さんは楽しみにしているからね。

最後まであきらめないでお母さんの分も頑張って。

悟、

最後の最後にはお父さんの力になってね。
お母さんの代わりにお父ちゃんを支えて、応援してね。
頑張れ、リーダー!
お兄ちゃんを悟の力で頂上に連れて行ってね。

哲一。

二人を宜しくお願いいたします。。
オクの分もヨロシク。
頂上の上で三人が万歳をしている様子が目に浮かぶよ。

子供たちを頼むね。
必ず無事に帰ってきて。
待っているからね。

ではでは、おやすみね。

お母ちゃんより










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■□ 参考リンク □■

DIY道楽/テツ一家の登山ネタ♪

>> 『DIY道楽/テツの育児論 天才と大物の育て方』 <<


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登っているとき、一時間ごとに配信したUSTREAM(ユーストリーム)の総集編ですw















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