アイデアマラソン 発想法
企画がスラスラ湧いてくる


いきなりですが、「商品化できるアイデアを10個だせ!」 ・・・と、言われたら、アイデアを出せますか?

ビジネスマンの仕事じゃないから ・・・ と思うかもしれませんが、これが、じつは日常でも問われる能力だとおもうのですよ。

それなら質問変更。彼女とデート中、いきなりの雨。予定していた公園デートが急遽中止。 「どこ、いこうか?」と聞かれて ・・・ すぐさま選択肢が出てきますか? これが、3つ4つ、ポンと出てこないと ・・・ ちょいと困ったことになりますよね〜。

日常のトラブル。思わぬ予定変更。途切れる会話。アクシデント。いきなりあいた時間。予想外の質問、展開!! ・・・ それこそ、クリエイティブな生活をしていなくても、「アイデア 発想」というものは、常日頃、いつも問われる能力だと思います。しかも、えてして、最悪のタイミングで緊急でやってくるもんです。

そんな、アイデアをすぐに出せる人を「アイデアマン」とか呼んで、特別視したりしますが、なにもそれは特別な能力でもなんでもなく、日頃の習慣で身につけれるとしたら ・・・ 

そんなことを書いてある、『本』に出会い、なかなかにおもしろかったので紹介してみます。


■□ この本との出会い □■

「アイデアマラソン発想法」 ・・・ ご存じの方もいらっしゃると思いますが、ワタシはネットラジオの中で知り、速攻でアマゾンより購入しました(^^)

文庫本を買ったのですが、これがなかなか読みやすい本でした。文章が堅めのわりには ・・・ なんでしょうかね。ジョークも交えてあって ・・・ とくに、やたら登場する著者の「奥さん」に対する、愛情のこもった悪口?も手伝って、全体的にほんわかした雰囲気をかもしだしているので、一気に読ませてくれます。


■□ 内容はこんな感じ♪ □■

内容は、終始 おおむね「アイデマラソン」の概要、実践方法、アイデアの創出法などに徹しています。タイトルにもなっている「アイデアマラソン」というのは、つまりは、マラソンのように、毎日アイデアを創出し続ける、という著者独自の習慣の名称です(^^) 

独自の論理を展開するあまりやや強引な内容も一部見受けられます。それが一部の方には納得できないようで、事実アマゾンの書評などを眺めていると、「現実的ではない」 「強引」 「三日坊主で終わった」 ・・・などなど。なかなかてきびしい評価もチラホラ見受けられます。

でも ・・・ ワタシ、"DIY道楽テツ"としては、それはこの本の真意ではないと思ってます。あくまでアイデアを発想するための手法の一つであり、この方法に従わなければイケナイ!といった決めつけも押しつけもないように感じ取れました。

それよりも ・・・ 先ほども書いた「奥様」、そして「子供たち」、また、会社の同僚や周囲の友人など。それらを巻き込んで「アイデアを出すことは、楽しい!」と、どんどん輪を広げてきたという実績。それがなによりの価値だと思うのですよ。

この本の中で、「アイデアマラソン」というのは、車の「アイドリング」に例えられています。

車は、アイドリング状態にしておかないと、すぐに急加速はできない。脳も同じで、常にアイドリング(発想)してないと、イザという時に、急加速(発想)できない、・・・と。

この例が非常に響きまして、なるほど!と思った次第です。

こうして、活性化した状態が個人だけでなくて、家族や友人にも広がると、お互いアイデアを交換したり、共有したり、さらに高めたり・・・。そうなってくると、もう個人的なスキルとは言えないほどに高次元になっていきます。ちっちゃな携帯ゲームで脳トレとかやっている場合じゃありません(ノД`)゚。


■□ 読み終わったあとで ・・・ □■

読んでしばらく経ちますが、厳密なルールに従ったアイデアマラソンはやっておりません(;´∀`) そもそも、そんな厳密なルールに従うことは、著者の樋口さんも望んでないと思うのですよ。

そのかわり、頭を「アイドリング状態」にするのは常日頃意識しています。その結果は ・・・  ご想像にお任せする

ことにしましょう! 下手に語るよりも、ワタシのブログやホームページを見てもらう方が早いと思うので・・・♪♪

値段も手頃なので、是非一度読んでみてください(^^) そして、堅苦しいことは抜きにしてでも、少しでも実践してみることです。そうすれば ・・・ おもしろい変化がやってきますよ! それは、このワタシが保証いたします ヾ(゜∀゜ゞ)

■□ DIY道楽「テツ」の、ドッグイヤー! □■
ドッグイヤーとは、気になったページの端を犬の耳のように折り目を入れるアレのこと♪
中でも特に気になったページを紹介します(^^)


この本の中で、特に気になったページをご紹介♪ 読むことがあったら、是非チェックしてくださいませ(^^)

■ P143〜〜

この本を手に取ったら、最初に読んでみてください。ハッキリ言って、なんの本だか、訳が解らなくなると思います(笑) 電車の本? 家族のバカ話? でも、本質は、そういう関係に至った経緯なんですよ。 家族が活性化するとどうなるか ・・・ とくとご覧あれ!

■ P212〜

いきなり、「生き甲斐の発見」などと思いテーマをぶちあげていますが ・・・ これは、還暦をすぎた著者ならではの着眼点。テーマは重いくせに、サラっと読めて、なおかつ妙に納得。なるほど、と、思わせてくれました。




□■ 書籍情報 ■□

アイデアマラソン発想法
樋口 健夫 日本経済新聞社

        

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