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イチロー選手の言葉に学ぶ セルフ・コーチング
庵里直見著


まさにたった今、読み終わった本を紹介してみます。

イチロー選手の言葉に学ぶ セルフ・コーチング
庵里直見著
丸善株式会社

■□ この本との出会い □■

ちなみに、野球の本でもなければ、イチローのファンブックでもなく、ましてやスポ恨本でもありません。

また、ワタシは正直、イチロー選手といものに興味があまりなく、どっちかというと、取っつきにくいマジメな人なんだろうなぁ 程度に考えておりました。

ですので ・・・ この本は、図書館でたまたま目についたので借りてきたのがそもそものはじまり。でも、手始めに前書きを読んだだけで、胸に刺さるものと感じるものがあり、即時読書中断! 「これは、買おう!」と思い立って、その場でアマゾンで注文したという経緯があります(笑)


■□ こんな方にお勧め ヽ(・`ω´・) □■

この本は ・・・ 
正直、誰にでも勧められるという本ではありません。


「昨日より今日、 今日より明日! 日々、進歩したい」という、方にのみおすすめします。それ以外の方には、ハッキリ言って、お金と時間の無駄になるでしょう。ですので、ここから先は読まなくてOKです(^^;)

・・・ まだ読んでいる方は、進歩というものに興味があるのですね?

では、そのなかで、「前進したいと思っているし、日々、試行錯誤しているけども ・・・ 」と、苦悶している方。また、「今やっていることが、果たして正しいかどうか、それすら解らない」と、これまた苦しんでいる方!

そんな方は、問答無用で本を探してください! マジでお勧めです。

内容としては、イチロー選手の言葉から、著者が「目的指向型心理学」とイチロー選手の思考に共通点が多いことをみつけて、イチロー選手の言葉と、目的指向型心理学の内容を並べて、セルフコーチングの観点から書いているものです。

ですので、当然ですが、「なにをしたらいいのか解らない」といった、青春マルダシな青っぽいヒトにはちょっと向きません。たぶん、ナニ言ってんのかぜんぜん解らないでしょう。

逆に、ワタシみたいに、30代入ったあたりの、それなりの経験も積んだけど、これといった成果がない ・・・ といった人間にとっては、まさにうってつけなのですよ。

将来、どういう結果を出すために、どうしなければならない。故に、今現在は、コレとコレをやらなければ ・・・ といった、逆算行動、目的指向型の思考回路を持った方には目から鱗かもしれません。まさに、そのための一冊です。

・肯定的表現の効果
・「目標」を整える
・「事実」を選択する
・自己イメージの影響力
・変化を継続する
・ピンチはチャンス

どこかで聞いた題名も多いのですが、何しろ、実在して実績もあるイチロー選手を題材にしてますからして。とにもかくにも、「そういうことか!」と膝を叩くこともしばしば。

実在する人物がモチーフだと、こうもイメージしやすい(参考にしやすい)= 理解しやすいんですねっ!

なにしろ読みやすい本です。気楽に読めます。・・・ですが、なかなか、読み手を選ぶ本でもあるのもまた事実だと思います(;´Д`)ノ 一章一章、経験と照らし併せて、じっくり考えながら読んでみてください。

あと、この本を読んで同じように「面白い!」と思えた方!! 是非、友達になりましょう♪♪ 今のところ、この価値観を共有できるのは、カミさんくらいなものでw


■□ DIY道楽「テツ」の、ドッグイヤー! □■
ドッグイヤーとは、気になったページの端を犬の耳のように折り目を入れるアレのこと♪
中でも特に気になったページを紹介します(^^)


この本の中で、特に気になったページをご紹介♪ 読むことがあったら、是非チェックしてくださいませ(^^)

■ P30  無意識の有能力に対して意識的

ナニ言ってんだか? って題名ですが、これをイチローの言葉にすると分かりやすいです。「僕は天才ではありません。なぜかというと、自分がどうしてヒットを打てるか、説明できるからです」 ・・・ つまりは、イチローの実力は、膨大な試行錯誤 → 仮説・実験・検証・実証の上で成り立っている、と。すべては必然であるという話です。・・・ ホラ、こういう話になると、ノッテくる人と、そうでない人に分かれますよね(笑)



■ P192 心技体

「特別なことをするためには、普段どおりでいることです」 ・・・ つまりは、トクベツなことをやるために、トクベツな状態である必要はない、ということなのですが、これをひっくり返して考えてみると、「常に能力を高め続ける」という、実にシンプルでエキサイティングなことになってしまいます(^^;)

ちなみに、コレを読んでまっさきに浮かんだのが、マンガ「ドラゴンボール」の悟空が悟飯を「精神と時の部屋」で鍛えたときの逸話。興奮状態ではなくて、平静状態でスーパーサイヤ人を維持していたのを思い出しました(笑) 

バカっぽい例えで申し訳ないですが ・・・ 「がんばらない」で、「通常以上の力を発揮し続ける」 という、一見矛盾しているようで、じつは恐ろしく強力な手法でもあると思います。ちなみに、日々の仕事でワタシが一番意識していることもあるので、改めて再確認してしまいました(笑)




□■ 書籍情報 ■□

イチロー選手の言葉に学ぶ セルフ・コーチング
庵里直見著
丸善株式会社

     
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