なかなか面白い本にであったので、ご報告をば。
『お米を食べるだけで こんなにやせた』
辻野将之著 講談社
ダイエット本です。題名の通りですねw カミさんが図書館で借りてきたのを、何気なく読みはじめて、二日間であっさり読んでしまいました。
文章的にも読みやすいのもあるのですが、なにより、その内容が、とても馴染みやすいのですよ♪
いくつかの健康法やダイエット本というのを読んでみたりもしましたが、読み進むごとに「辛く」なる本というのは、そもそも実践しようとも思いません。けども、今回のこの本は、非常に肌なじみがよいというか、すんなり飲み込めるので、気分良く読み終えることができました♪
題名に「やせた」ってあるとおり、基本としては、ご飯食で痩せましょう、というテーマではあるのですが、それだけだと、この本の内容の1割にもなりません。
ごはん「だけ」を食べてどうこうするものではなく、ごはんを「メイン」に持ってくることで、『ホメオスタシス』を調整して痩せやすい、整った体にしましょう、というのが本来の内容です。
『ホメオスタシス』 ・・・ つまりは、『恒常性 ← 体をある一定の状態に保とうとする機能』のコト。ムツカシイ話は割愛しますが (;´∀`)
『ホメオスタシス』が正常に働いていれば、多少食べ過ぎても、体重も体調もきちんと維持される。逆に、『ホメオスタシス』が機能していないと、どんなにダイエットしても痩せれない、どんなに健康志向になっても、どんどん不健康になってゆく。 ・・・そんな話です。
実は、個人的にもこの言葉、『ホメオスタシス』は無視できんのですよ。
学生の頃、いろいろ勉強した経緯もあるのですが、このテーマは非常に重要なもんだと考えています。自分でもずっと大切だと思っていたことを、モロに突かれたカタチですね(笑)
ほら、ひとことに”カロリー”ったって、違うんですよ。
お米のカロリー。
お酒のカロリー。
肉のカロリー。
スナック菓子のカロリー。
同じカロリーでも、全然別物。
同時に、同じ人間でも、欧米人と日本人、アジア人や黒人、そえぞれ、消化能力も得意分野・不得意分野も別物なのです。
同じものを同じように食べても、消化から消費、蓄積まで、全然違う。
てことは、体に合わないものを食べ過ぎてしまうと、どうしても負担が大きいのですよ。これは、実際に自分の体で日々実感していることでもあります。
科学的な話でも、非常に興味深いテーマなのですが、同様にして、
マクロビオティック
食材をまるごと食べる
産まれた地域でとれた、旬のものを食べる
必要以上に加工しない
「命」を食べる
精製されたものを避ける
よく噛んで、食べる。
などなど。
面白いもので、「これは面白いな」と思える本に共通して書いていることが、やはり書いてあります。
その上で、なおかつ、日本人として一番肌に(口に)あう、『米』というものを推奨してくれているのですよ。
これは面白い。
これはすぐに実践してみたくなる。
これは肌に合っております!
だってね、「ご飯だけを食べなさい」じゃなくて、「ご飯を追加してでも、バランスをとりなさい」って ・・・ そんな ・・・ 神様のようなお言葉、心がグラついちゃいますってw
なんにせよ、実践しやすいのは、ありがたいですね♪
モノは試しだ。早速、今日からやってみよう!
というわけで ・・・
図書館で借りてきて読んだ本なのですが ・・・
アマゾンで注文、決定〜♪♪
それにしても、今年で35歳。このところ、急速に食生活と、食の指向が変化してきております。
以前は、ダイエットとか、健康志向っちゅうのは、もっと惨めでガマンするものだと思ってましたが ・・・ 日々、自分お体の声に耳を澄ましていると、結果として、こういう路線になってゆくのですね。
いわゆる精進料理や、いわゆる健康食。それって、こうして指向が変化してきてから取り入れると、すんなり受け入れられる ・・・ どころか、むしろ渇望するとはね。驚きです。
まだまだ、ハンバーガー全種類とか、食べ放題とか、「食」をいろいろ楽しみたいので、日々の生活の中で、自分の体をキッチリ管理していきたいですね♪♪
健康は、宝です!
|