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2003.4.30


サンバーの超・旅仕様第一弾。

いろいろ荷物を積むとなると、貨物車の最大の武器である「フルフラット」にする方がいいのは言うまでもな無し。でも、そうなるとチャイルドシートが付かないのだ。当たり前だけど・・・。しかしながら、あのフラットな荷室はなんとしても手に入れたい。荷物を積むにしても、ちょっと休憩するにしても、そしてなんつっても車中泊という強攻策をとることもできるようになるっ!!

てことで、チャイルドシートを使いつつ、なおかつフルフラットの荷室を使えるようにすべく、改造を加えることになった。つっても、もともと普通の搭載の仕方をしていなかったので、チャイルドシート取り付けのバージョン2ってことで!!

今回は前回よりもちょっと複雑
でも取り付けはカンタンに!

前回の方式の最大の欠点は、取り付けが面倒な事だった。最初はそれほど苦痛じゃなかったものの、助手席にいわゆる「正しい」取り付けをした時、あまりの簡単さに目頭が熱くなるのを禁じ得なかったことを告白しておく。最強何だけどね〜。アレで子供がけがするときは、運転席はとっくに原型をとどめていないものと思われる。

話が反れた。

今回は取り付けをカンタンにするために、改造課程はちょいと面倒になってしまった・・・。とりあえず、チャイルドシートの底面から寸法を割り出して、こんな台座を作ってきた(↓)。


例のお気に入りの角パイプをH型に組んで、板四枚をくっつけて、都合8カ所に穴を空けた代物。やっつけ作業品なので今回は色は無しってことで・・・。うまく機能したら、そのうちラッカーででも塗ってやろうか。

ちなみに、このチャイルドシートは底板がはずれるようになっている(↓)。


んで、この底板に四カ所に穴を空けて、それで先ほどの枠とをボルト締めしようという算段。ちなみに、底板とはいえあくまでプラスチック。いざという時に数十倍に膨れあがった子供の体重を支えるためにも、ボルトと並のワッシャー程度では強度不足になってしまう。強度を確保するためにも、別に作った大きな補強板を追加した ・・・ けど、写真は忘れました〜(笑) 子供の命を預ける訳だから、ここらはちょっと手を抜くわけにはいかないね。

これでチャイルドシート側の枠の固定は終了。あとはこの枠を車側に固定するように加工するのみ!

車側の加工
穴を空けてナットを溶接!!

ここからは、車側の加工ナリ。


固定用のの穴に会わせて、今度は車の床板に穴を空けてやる。床板といっても、この板はひっくり返してある後部座席とセットのもので、可動式だからこいつもまたひっくり返せる。・・・ちょっと判りづらいけども(下の写真参照)、つまりは穴を空けた裏っかわに固定用のナットを溶接してやるわけだ。


ちなみに、溶接の際は、車のボディー内に予想に反した部分に電流が流れる恐れがあるため、電装機器の保全の為にもバッテリーを外しておくことが大原則。火花が散った場合にも引火の可能性があるため、やっぱりバッテリーは外しておきたい。・・・面倒だからってそのままのことも多いけど。イヤ、外そうね。きちんと!!

ここまでくれば完成
予想通りエエ感じ

固定用のナットはM10(10ミリのネジ)にしてみた。M8じゃなんか頼りないし、M12だとゴツすぎるから。だけど、後から考えてみても、M8でもよかったかも・・・。まぁ、いまさら遅いけどね。

空けた穴の位置を確認しつつ、カーペットに穴を空けてやる。穴が大きいとカッコ悪いけども、小さくてもカーペットがずれたときに穴が隠れてしまうのが辛いところ。使いづらかったら後日拡大するかもしれないけど・・・ とりあえずはOKとしておきましょうかね!

てことで、ボルトを締めこんでやれば完成!!


どうでしょう??

フラットな荷室にチャイルドシートがちょこんと鎮座。背もたれも段差も無くなって、随分と広くなったかんじがしてなかなかによろし!! 気分的に取り付けに不安が残るけども、人力で押したところでチャイルドシートそのものがしなる程度で、かなりの強度はあるはず。・・・まぁ、不安があれば、タイダウンベルトか何かで、後部のフックに縛り付けてやれば完璧でしょう。

ちなみに、ナットは8カ所に溶接してみた。実は、左側だけでなく右側にも取り付けられるようにしてみたということ。気分的にも、使い勝手をみてからでも、わりと短時間で位置は変えられるようにしてみた。自由度が出るのはなんとも嬉しい限りで、いろいろ試そうと思う。

いいんでない? いいんでないっスか!? フラットになった荷室は移動も自由で荷物も乗るというもの。これだけでも、ちょっと二の足を踏んでいた遠出も、気楽に行けそうだ。その気になれば車中泊も ・・・ よっしゃ、よっしゃ!! つっても、おとなしくよりデカいワゴンに乗り換えればいいのだけど、このサンバーが動く限りはそのつもりもなし。こうやって手を加えていけば、まだまだサンバーでいけるでしょう。がんばれサンバー、ゆけゆけサンバー!!

(そういえば、いつの間にか車に溶接するのに躊躇しなくなったなぁ・・・)


■□ 参考リンク □■


サンバー改造大全集(笑)

いまや、すっかり有名(?)になってしまった我がサンバー。でも、それは、一朝一夕で成ったものではなく、やっぱり長い時間と数多くの改造がありました(ノД`)゚。 すでに手元にはありませんが、その名を呼ぶとあらゆる思い出が蘇ってきます ・・・ (;´Д`)ノ 嗚呼、我がサンバーよ。そして、伝説のサンバーよ・・・。未だに、初めてお会いした方からも語られる、伝説のクルマ。サンバーの改造記がここにあります。

切った、貼ったはアタリマエ。塗ったり、穴あけたり、載っけたり、もうやりたい放題です♪♪


グーグル検索で、トップクラスに来るのは伊達じゃない♪♪ ヽ(`Д´)ノ


こちらもどうぞ >> サンバー・メモリアル! 『最強サンバーの記録』





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