『　自家製パンを焼く　』

・・・

"自分でパンを作る"　なぁんて、夢の夢だと思ってました。

とてつもなく難しいものだと。

本を読んでみても、

「予備発酵」

「一次発酵」

「二次発酵」

・・・　どんだけ発酵すんねん。　Σ(・ε・；)

ほかにも、

「ベンチタイム」

「休ませる」

・・・　サッカーでもするんスか？　(；´∀｀)

そんなこんなで、まるで雲の上の存在だった、「手作りパン」ですが、あるときから作るようになったのですよ。

あれは、ブレッドメーカーを手に入れた頃からでしょうかね〜。

考えてみれば、単なる小麦粉料理。

水分を含ませて、コネて、そんでもってイースト菌やらナンやらで膨らませばいいわけだ。

食べるのはジブンだし。

面倒な手間はトコトン省く。

そして、自分流にアレンジしちまう。

なぁに、気にすることはないさ。

焼きたてパンの香ばしい匂いこそが、最大の魅力です。　

・・・　てことで、

パンが食べたいときが、パン日和。

本日、パン日和。

午前４時、発酵なう！！

そんなこんなで、

速攻で作るパンが焼きあがりました

黒糖加えて、ちょいと甘め、

サックリ食感と、香ばしい匂い。

クリームチーズとヨーグルトを塗って、

その上にママレードを載せて焼き上げました。

気まぐれで作った、朝食前の早朝おやつ？　ってなもので、

朝起きて、最初のジョギングの前に、子供たちと食べました。

日の出直前に食べる、焼きたてのパンってのもオツなもの。

・・・

それを食べた次男。

何故か、涙目でつぶやいた。

「これは、買ってきたパンに、父ちゃんが具を載せたの？」

・・・

質問の意味も良くわからないけども。

「　うんにゃ。生地から全部、父ちゃんが３時から起きてコネて焼いたんだよ　。」

・・・

言った途端、満面の笑み！！

嬉しかったようです。

しかも、猛烈に嬉しかったようです。

何がそんなに嬉しかったのか、実際のところ想像もできませんが。

でも、そのパンの食感、味、歯ごたえ、その全てが、

彼の理想のパンのど真ん中　大ビンゴだったようです。

その、本人にとって究極？　のパンが。

父親の100％手作りだったという事実が。

「　親の作ったものだったのが、めっちゃ嬉しい　」

という、幸せ感なのか、それとも

「　これで、一杯食べられる　超ラッキー♪　」

という、ちょっとセコい喜びだったのか。

・・・　ま、真実はよくわかりませんがね(笑)

なんにせよ、こうして作る、手作りパン。

すくなくとも、買ってきたパンでは、

こうは喜んでくれません。

ここに、"お金で買えない価値"が、

あるのかもしれません、ね。

・・・

それにしても。

コスト的には、ずいぶんと安い　幸せ　だなぁ、オイ　(ﾉД`)ﾟ｡

最後になりましたが、このパンのレシピをば。