HOME(メニューが表示されない方)  |  日記ブログ  |  お問い合わせ(メール)  |  「 DIY道楽 」 ってナニ?



俺は、とにかくいつも、腹が減ります。

そんなわけで、思うわけですよ。「あぁ、腹いっぱい食べたい!」 ・・・と。

とはいえ、食べりゃ太る。これは生き物として当然の流れ。かといって、すきっ腹はイヤなので、なんとか太らずに腹いっぱいになるほうほうはと模索して、辿り着いたのがコレ、「おから」ですよ。

でも、"おから"っちゅうと、「ダイエットの為」とか、「低GI」とか「メタボ対策」とか、「小麦粉の代わりとして ・・・」とかとか。ええい、どいつもこいつも、後ろ向きじゃないか!? つうか、その"おから"自体もなんか、いつも小麦粉のカゲにコソコソ隠れやがって!!

"おから"よ。もっと、堂々と主役たれ! 主食になるんだ!! 今日からオイラは 「おから独立推進委員会」。おからの独り立ちの模索を開始するのでゴザイマス。
2010/03/05 〜


お品書き >>

腹が減る!  |  おからを主食に!  |  おからの長所・短所  |  おからの課題  |  "スープ"が鍵

@現状 → 望む未来
俺はただ、腹いっぱいに、飯を食いたいだけなんだ ・・・


あぁ、今日も腹が減る。



ワタシは腹が減ります。よく、職場でも、昼前や夕方ともなると、「あぁあ、腹へった ・・・」 となるのです (;´Д`)ノ それでね、幾ら食べても太らない体質というならばいいのだけども、食べたら食べた分、速攻で変化が出てしまうという、非常に素直な体質だったりしたりして(笑)

しかも、年々、体重は増えやすく、また、落ちにくくなっているのです。

でも、ダイエットとか、食事制限とか、「ガマン」は、イヤ 
ヽ(・`ω´・)



・・・ もっとも、そりゃひとりの大人として、健康管理は必要不可欠ですけどね(^^;) さすがにガマンするべきところはガマンするべきだと思いますよ。でもね〜・・・

腹が減ってはチャリは漕げぬ。

太らないために運動 → 腹が減る → 動くために食べる → 結局一緒(もしくは、プラス)  ・・・なぁんて話が聞こえてきますが(笑)

とにかく腹が減ってショウガナイ。

ならば、腹いっぱいとは言わないまでも、満腹感がほしい。

現状(オープニング) >> 腹が減る 食べると太る
望む未来(エンディング) >> 体重そのままで、満足感!

「 そんなこと、できるわけない ・・・」 じゃ、未来はないです。諦めちゃ、その時点で可能性はゼロ。模索するんですよ。色々とね。マズは行動。考えているだけ ・・・ 正しくは、悩んでいるだけじゃ、なぁんも始まりません。

やってできないことはない、やらずにできるワケが無い!! 
ヽ(・`ω´・)


お品書き >>

腹が減る!  |  おからを主食に!  |  おからの長所・短所  |  おからの課題  |  "スープ"が鍵

A解決手段の模索
いろいろ調べると、「おから」って手段があるようで


そんでもって見つけたのが、「おから」。

そりゃもちろん、以前から知っていたのですが、いろしろ調べてみるとこれがまた面白い。まず、太る原因ってのを色々しらべてみると、以前から名前は聞いていた 「炭水化物ダイエット」 ってヤツがひかっかってきました。なんでも、「低IG食品」を摂る事によって ・・・ あとはホニャララ。 また、運動系の雑誌を調べてみても、油と炭水化物とたんぱく質のバランスっちゅうもんがあって、よく聞くように、単純に油と砂糖を控えてどうこうなるもんでもないとか。

なるほどね 〜 「おから」って、高たんぱく質食品なのね。しかも、炭水化物がやたらに低い!

炭水化物 = エネルギー(燃料)
たんぱく質 = 体をつくる(材料)

・・・とすると、炭水化物ばっかり食べると太るの当たり前だわな (;´Д`)ノ ちなみに、砂糖は脳へのエネルギー源に必須で、また、油は脂肪を燃焼するのにも必要だとか。また、炭水化物より速攻でエネルギーになるんだってよ。このへんは、実際に自分の体験で知っていることだけに、妙に納得。なるほど、なるほど。

だから、どのサイトでも、「ダイエット」 ネタでは、すぐに 「おから」 が出てくるわけですな。なるほど、なるほど。

ただ、気に食わないことがある。

それはですね 〜〜 どこ行っても、「おから」 が、脇役 と、 代替品 扱いなんですよ!!

いっつもそうだ。「小麦粉のかわりに・・・」 とか、「おからで作ったオヤツ」 とか。 しまいには、「おきかえダイエット」 とか。

なんか後ろ向きだなぁ(ノД`)゚。

笑っちゃったのが、「おからスポンジケーキ」と、「おからクッキー」。そもそも、スポンジケーキもクッキーも、レシピってご存知ですか? あれって、小麦粉なんて大して入ってなくて、ほとんどが他の材料! スポンジケーキは卵だし、クッキーに至っては、半分がバターだ (´・ω・`) そんなんを、おからに置き換えたところで、大した変化ないでしょう。せっかくの味覚を犠牲にしてまで、大きな変化が無いんじゃあ、ねぇ〜・・・。 その、免罪符的な扱い、なんとかしたいところですわ (ノД`)゚。









よし、決めた。

ワタシャ、「おから」を全面大フィーチャーで参りますよ。



問題解決の手段>> 
「おから」の主食化!!


「主食」 っすよ! ご飯にとってかわるくらいに。 ・・・え、栄養バランスも大切だって?? たしかにそうです。炭水化物も大切です。でも、朝飯も昼飯も、ガッツリ炭水化物とってんだから、夕食くらいは炭水化物減らしてもいいでしょう???

ま、難しい話はあとから考えますw 今は、探求あるのみ!

お品書き >>

腹が減る!  |  おからを主食に!  |  おからの長所・短所  |  おからの課題  |  "スープ"が鍵

B解決の手段が含む、問題点を整理してみる
安い! 腹持ちヨシ! 体に良い!
あとは ・・・ 味、なんだよな〜〜 


「おからの主食化」 を、空腹解決の手段に据えたところで、もういちど「おから」を考えてみる。


「おから」 は ・・・

・安価
安いです! スーパーに行くと、200gで\30とかですが、豆腐屋さんに行ったりすると、450gで¥30だったりしたりして!! 場所によっては、「ご自由にどうぞ」だったりもするでしょうw  ふんだんに使えます。

・腹いっぱい
わざわざ書くまでもないですが ・・・ うの花とか食べると、腹に来ますね。特に、下っ腹に・・・。ひたすらご飯やラーメンを食べたときと微妙に違って、胃の下辺りにキます。なんにせよ、満腹感があるのはいいことだw これが、今回の決め手ですね。なんつっても、空腹を押さえ込むのが目的ですからして!!

・体に良い
これも重要なポインツ。「食べたほうがいい」って言うよりも、「むしろ食べろ」と言われんばかり。逆に言うと、大豆を食べて、体をおかしくしたって話、聞かないもんなぁ〜・・・。あと、もうひとつ。大豆は日本古来からあるもので、日本人に馴染みもあって、体に合っているものだと、考えています。ミソに醤油、納豆に豆腐 ・・・ 考えてみれば、大豆から派生した食品だらけですもんね。









・・・ で、このあとは、メリットぢゃなくて、最大の課題だ。

・問題は、味と、食感だ
そうだ。そこだ。一番重要な点が、引っかかるのよ。そもそも、値段と効能だけを考えるならば、もっと普及して流行ってもおかしくないのに、なのに広がらない。普及しない。多少流行っても、それは一部だけ。

それはつまりナンだ?

それはアレだ。

平たく言うと、マズイからだ(ノД`)゚。

@味なく、食感パサパサ

味は ・・・ 以前より、随分よくなった気がしますが、大豆臭さってのは減りましたよね。・・・いや、絞る技術がよくなったからかな?? 見事にうま味がなくなっちゃっていたりします。のこるのはおから特有のあじ。それと、もっと問題なのは、そのパサパサ感。ぼそぼそ感とも言うかな? とにかく、味・食感は課題となります。

A食べると、水分取られる ・・・

はいっ! そのまま、生おからを食べてみてください!! いや〜、スプーン一杯で「もう結構」になります(ノД`)゚。  ・・・でも、もっとスンゴイのが、いわゆる「ダイエットクッキー」的なレシピ。ツナギを使わないで、おからと砂糖だけ! ってシロモノを作ってみたのですが ・・・ 食べた瞬間に、クチの中が乾燥地帯に。クッキー一枚食べるのに、コップ一杯の水を飲んでしまいました。 これでは、とてもじゃないけども、主食化は無理だろう ・・・

早い 安い 旨い!  ・・・ とは、行きませんな〜 (ノД`)゚。
お品書き >>

腹が減る!  |  おからを主食に!  |  おからの長所・短所  |  おからの課題  |  "スープ"が鍵




C障害の分析 〜まずは敵を知る〜
おからは、「吸う」!
油もマヨネーズも卵もソースも ・・・ 


まずは敵を知る。



ちなみに、随分と昔の話になりますが、一度、"おから"に挑んだことがあります。

当時は、ちょっと放浪しておりまして(笑) 貧乏とかそういう次元じゃないほどの赤貧状態。もう、コメも買えない。一日、¥100玉一枚でなんとか食いつながなければならないという経済状態でした。そんなとき、スーパーで偶然みつけのたが ・・・ そう、「おから」。 一袋、\10。当時、料理の知識なんて皆無でしたから、「なんだ、これは!!」 と、驚いたもんです。大豆の粉だろう? みたいなキモチで、速攻でレジへ。

でも、食べるのに苦戦、苦闘、苦悶!!

買ってはみたものの、それがもう ・・・ いやぁ、食べられない、食べられない!! 生じゃ食えないし、焼こうにも固まらない。軽い気持ちで挑んだのを後悔しましたが、こちとら食べないとマジ死にますから。必死だったわけですよ。本当に、「必死」でした。

「ツナギといえば、卵!」の知識くらいはあったので、もうなけなしの高級素材、「卵」を入れました。

 ・・・ 消えた ・・・

「消えた」って表現がピッタリでしたね〜。混ぜると消滅。食べてみても、味が全然ない。それならばと、これまた貴重なマヨネーズ! もう、祈るキモチでかけましたよ。

マヨネーズも、消えた ・・・

・・・

泣いたね、あの時は!

安く上げるつもりが、結果として、貴重な食材を消費するに終わったあの二十歳の夜のことを思い出すと、今でも笑え ・・・ もとい、涙がこみ上げてきます。ちなみに、食べましたよ。水飲みながらね(笑) ・・・したらもう、腹いっぱいになっちゃって(;´Д`)ノ 「おから」ってやつの巨大さを、下腹部の苦しみと共に実感したもんです。

でも、あまりに悔しかったので、翌日、料理本を立ち読みで、その調理法を見てビックリしました。

おからを水洗いして、布巾で絞る → ダシ汁を加えて、フライパンで煮炒る

にんじんのみじん切りを加えりゃ、もう立派な「うの花」。ちょっと手順を変えただけで、これまた美味いおかずになってくれたのですよ!! 前日とは違った、涙を流したもんです。

・・・

話は長くなりましたが ・・・

おからは、"吸い"ます。

もう、味も、調味料も、油も、水分も、なんもかも。

つまりは、攻め方次第ってことですな。

よし、機は熟した。
いざ、行かん!
お品書き >>

腹が減る!  |  おからを主食に!  |  おからの長所・短所  |  おからの課題  |  "スープ"が鍵

D解決策の仮説・実験・検証
「スープ」が鍵! おからよ、"主役"たれ!! 


まずは実践あるのみ!

とりあえず、こういうものを作ってみた。



モノは試しとばかりに、「おからで作るカロリーメイト」を目指したのだけども、まぁこれはこれで食べれるものだったけども、どうしても超えられなかった、"食感"の壁。

でも、お陰で、だんだんと解ってきたことがある。

「おから」は、ある一定の水分量を超えると、とたんに食感が変る!!

先ほども書いたとおり、おからは水分を吸います。吸うのですが ・・・ これが、ある一定量に達すると(飽和状態?)、今度はいきなりビチャったカンジで、フルフル状態になるのです。もちろん、加熱したあとの食感も全然別物に!! 

スープの味は、全体に広がる!!

調味料を入れても、ことごとく味を吸収してしまう「おから」。 でも、スープ ・・・ つまりは、味のついた水分を行き渡らせると、とたんに味が広がります。私が以前体験した、「うの花」 体験もまさしくそう。しかも、きちんと素材からダシが出ていると ・・・ わずかな少量でも味がしっかり出ます。

味、食感は、混ぜる具材で出すと効率ヨシ!

甘みや食感をよくするには、「具材」を入れるに限る!

甘くするには砂糖 ・・・ と、正しくはそうなるのですが、どうにもおから君に対しては、効果が薄いようです。もうちょっと歯ごたえを ・・・ とか思っても、焼き具合を変えても反応が薄い、おから! 流石は食物繊維。搾りかす。基本的に、小麦粉のように「実」じゃないってのが妙に納得するところです(;´Д`)ノ

そこで、「具材」 を入れてみたところ、なかなか良好なのですよ。ハチミツは甘みと香りがでますし、意外なところでは、「きな粉」が、甘みも旨みも出ます! また、どうしても単調にナリガチな食感に関しては ・・・ これまた意外な、「押し麦」!! これはホントにお薦め。美味いです。相性がいいのかな ・・・

 これらを踏まえて ・・・
主食もデザートも行けるんでないかい?? 


最初は、家族から白い目で見られていた、「おから実験」。

最初はネットのレシピを参考にしていたのですが、どうしても満足できなかったのは ・・・ アレだ。ダイエット系のレシピだったからだ (;´Д`)ノ

でも、ある時点からコツを掴むと ・・・ 

結構美味いのが作れるようになってきた。


これはなかなかに具合が宜しいので、とりあえず飽きるまで作ってみようかと(笑)

続き >> 実践編!!


■□ 参考リンク □■

     






inserted by FC2 system