![]() そのB さぁ、溶接やってみるぞっ!!
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100V半自動溶接 インプレッション一発目! |
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やってきました (゜∀゜) のははは。こうして届いてみると、思わず笑っちゃいますね。 溶接機だ、溶接機だ。仕事でイヤっちゅうほど見てますが。触ってますが。使ってますが。 家で見ると、また違って見えますねw ・ ・ ・ ・ うっわ、ワイヤーのリール小さっ!!!! 仕事の奴が20kg巻きなので、えらい小さく感じるけども・・・ でもあれだ。こんな素人の工作レベルで、そんなの持ってきたら一生モンだw おおっ、トーチのコードも柔らかいなぁ〜・・・。 うっは、スイッチもちゃちい、ちゃちい。 全てにおいて、プロスペックのマシンと比べると酷なのかもしれませんが。値段、違うし。 ・・・ でも、需要はずっと少ないはずなのに、よくもまぁここまで作ってくれたもんです。このクオリティーでこの値段なら、安い買い物かも、ですね。とはいえ、きちんと溶接できてナンボですがw てことで、サクサクと準備。 うわぁ、面、可愛い(笑) ここいらの話は、いずれHPにまとめるときに、ちょっと豆知識も書きたいところですね。たとえば、黒ガラスの保護方法とかね。 なにはともあれ、用意もそこそこに、一発目溶接!!! とりあえず、ブレーカー落っこちるのが怖いので、ためしに最強から一段下の、「3」にして、ワイヤー速度をいじりつつ溶接してみる。 ![]() 「ジュワジュワジュワッ」 と、フラックス特有の音。 おおおっ、こりゃ、確かに電圧低い、低いw さぁ、笑えっ!!! これが、日頃浴びるように溶接している本職溶接工の、溶接ってんだから。ゲラゲラゲラ。 あまりに悔しいので、 かなり本気になる。 もう、ブレーカートンでも良いや。最強の 「4」 にする。 ジュワジュワジュワ・・・ あ、痩せたw 1.2ミリと1.6ミリくらいの鉄板なので、正直強すぎた・・・ でも、この溶け落ちる寸前の状態が一番好きなワタシです(笑) 意外と、ブレーカー、大丈夫なのな。 昇圧、ナシ。アースの強化もナシで、本当に普通に 「コンセントにさしただけ」 で、t1.2mm × t1.6mmくらいは行ってくれました。 1.6同士の隅肉は行けるってことか。だったら、2.3の突合せも行けるってことだね。 今度は、昇圧トランスをかましてみたいね。 古道具屋や、ヤフオクを物色してみると、意外とデモノがある、昇圧トランス。115Vとか、125Vまで引き揚げちゃうと、こりゃあ、相当なモンになりそうですよ、マジで。 だって、現時点でも、ブレーカーから直引きとかやってないですもん。 溶接なんて、そんな連続してやることはないとおもうので、定格30分もありゃ充分? だとしたら、スズキッドあたりの、みごとにコンパクトな奴が魅力なんですよね。 |
次の一手 「昇圧トランス」 25%増しの効果とは!? |
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「昇圧トランス ![]() つまりは、 コンセントからの電圧を、100ボルト → 115ボルト → 125ボルト へ引き上げちゃろう と、いうシロモノです。 本当は、延長コードとかで、下がっちゃった電圧を戻してやろう、という、お助けアイテムなんですけどね。 ソイツを、投入してみる!! どうだ!? 思ったより小さいでしょう(笑) だけど、大きさで判断しちゃイケナイ。これが、ひょっとしたらすんごい仕事をするかもしれないんですからっ!! このページを検索したアナタ! あなたの、「買うんじゃなかった・・・」 と後悔している溶接機も、これで復活できるかもしれない! ていうか、これで駄目だったら、ワタシの小遣いろくまんえんが、どっかにトンじゃうことになりますが・・・ 意地でも、仕事してもらわんと (ノД`)゚。 余談ですが、この昇圧トランス。オークションで \7000 でした。ほんとはもっと安いものあるし、新品でもホームセンターで¥8000くらいからあります。 でも、「25%アップ↑」 に、こだわってみました。 ・・・ だって、ねぇ。使えなかったらアレだし(ノД`)゚。 |
「25%アップ」 と、言われても ・・・ 効果は?? |
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ここで、疑問に思われるかもしれません。 「 25%っぱかし上げたところで、そんなに違うもんなん?」 ・・・ あ、やっぱ、そう思いますか? そうでしょう、そうでしょう。 でも、25%増しってのは、随分と違うものなのですよ!! まぁ、百聞は一見にしかず。 ・ ・ ・ ・ ![]() いや、そうぢゃなくて! Σ(゜д゜;) これはこれで、オオゴトですけどね ・・・ (ノД`)゚。
もういちど溶接!
じゅわじゅわじゅわ・・・ ![]() どやっ! おっちゃん、感激したよ! \(≧∀≦)/ すっげぇ、すっげぇ。全然違う!! マジで違うぞ、これは!! アークスタートはあまり違いがないようですが、そのあとの持続性が全く違う! ヘロヘロだったビード(溶接跡)がしっかりと引けるし、鉄板の裏を見てみても、焼け色から判断するに全くの別物。これは ・・・ すっごいかもしれない。 昇圧ナシだと、正直、溶接には気を遣います。きっちりと熱を伝えるべく、トーチの動かし方に意識を集中する必要がありますが ・・・ 25%アップだと、溶け込みが別物なので、あまり難しいこと考えずに(違和感なく)溶接できます。これは ・・・ ほんとにすごい。使えます。これで、溶接ができます! ちなみに、今回、この溶接は、家の中で一番条件の悪いコンセントをあえて使ってます。 場所は、家の外にあるプレハブ。あとで建て増しされたシロモノで、電気配線もプロがやっているとはいえ、相当な距離があるので、電圧的にも相当ドロップしているものと思われます。また、昇圧したところで、モトの電流は変わらないわけで、配線の加熱等も見られませんでした。 あと、懸念していたブレーカーのダウンについて ・・・ 最強の「4」 → 20A使用 ワイヤ速度 1.3 くらい ブレーカー、クリア!!! 電圧だけでなくて、ワイヤー送給量ってのもブレーカーに影響しているかもしれない。 事実、ワイヤー速度を2.0くらいまで上げたら、いちどブレーカーが落ちたので ・・・ これって、アルミ溶接するには相当なブレーカーがいるんでないかい??? (´・ω・`) |
家で、溶接 普通に、溶接 そして、最後に補足!(重要) |
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てことで、早速モノを作ってみた。 これはぜひとも、本業の方にチェックしてもらいたい。 早速、作りたいものを溶接したのですが ・・・ どうっすか? モノは、t=1.6の黒皮鉄板の、隅肉溶接。 ビードのプレヒートも戻しも一切ナシ。これで、ビード幅は6〜7ミリってとこでしょうか。 溶接のフィーリングとしては、200Vマシンでいうところの、φ0.9ワイヤーで、19Vの、90から95Aってとこかな〜。多分、100Aはいかないくらい。多少、ワイヤ少なめくらいのほうが安定するのでこんなもんかと。アークの立ち上がりがちょと緩めなカンジです。 ・ ・ ・ ・ 最後に、ちょっとだけ補足しておきましょうか。 この、「半自動溶接」。 名前からすりゃ、一番簡単に思えます。実際、操作そのものは、極めて簡単なのですが ・・・ でも実のところ、ある意味、強度を出すことを考えると、一番難しい部類でもあるのですよ。なんつっても、ワイヤが勝手に出てきて、どんどん溶接してくれちゃうので、溶接する上で一番大切な "溶け込み" が甘くても、その上に溶接がされていっちゃうわけです。 つまり、一番重要な要素は ・・・ 電圧と電流のバランス ・・・ もちっと具体的に言うと ・・・ 電気の強さと、ワイヤー速度の絶妙なバランス なのです ヽ(・`ω´・) 意外と、本業の人でも解ってない人が多い。 なので、素人向けの、調整が少ない溶接機ってのは ・・・ 実は、扱いが一番難しいシロモノなのですよ。 逆に、シンプルで、電流・電圧を個別に調整できるほうが、経験は必要なれど、慣れると思いのまま、意のままに溶接できるのです。 ここまで語っちゃえば ・・・ お解かりですよね。 今回、アネスト岩田のノンガス半自動溶接機 ![]() まぁ、メーカーはどうでもいいのですが(笑) 大切なのは ・・・ 調整機構は多いほど、良い! もっとも、そのぶん、最初は苦戦するとは思います。でも、ある程度熟練すれば、すぐに欲が出てきますし、調整できないと溶接できないものも出てくるのです。いや、ほんとに。 調整機構がシンプルであればあるほど、「無段階」 → 「1〜4」 → 「HI/LO」 と、シンプルになるほどに。かえって、絶妙な調整が難しくなるという事実を、知っておいていただきたいだけです。 ・ ・ ・ ・ 少なくとも溶接はできるのでは? と、思っております (^^) どうでしょうか? これで長年の疑問、すっきりしましたでしょうか??? ![]() Σ(゜д゜;) いや、君はもう出てこなくていいっ! |
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