第二回
スーパーママチャリグランプリ ![]() 2009年参戦記 !!
2009.1.13
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懲りずに今年も出場 マシンは名前を変えましょう | ||||
去年のスーパーママチャリグランプリ参戦から、わずか1ヶ月後くらいから、もうアタマの中では、翌年の参戦を考えておりました。単なるレースに終わること無い、その特殊性。なんつっても、男だけではなくて、女性は当然でさらに子供まで。まさに老若男女。参加資格は、「自転車に安全に乗れる」って、ソレだけですからして・・・。だれもが参加して、同じチームのメンバーはアタリマエとして、本来はライバルであるはずの他のチームですら、その不思議な一体感・連帯感に包まれる、まさに稀有なるイベント、ママチャリGP。 もう、二回目ともなれば、レースの全貌が判っているだけに、プロジェクト発足の足取りも軽いもんでした。なんつっても、マシンはまだ走れるし(笑) そのまま続投いただきましょう。 ただし、マシン名は変更。 前回は、「ヨシムラ8耐優勝記念やったぜ!ヒゲとボイン号」でしたが、今回は ・・・ その名前は使えないってのもあるし、前回のトラブルを戒める意味も込めて ・・・ 「もうクランクは落とさない。号」!! やは〜・・・ (;*´Д`*)ノ あと、そのほかの改良点としては、「カゴの変更」 と、「カウルの装着」 そして、「ドリンクホルダーの装着」 が主立つところです。 ![]() カゴは丈夫なものにしたのですが、その使用法は画像(↑)の通り!! (モデルのずみちゃん、イカスぜ!) カゴをそのまんま、ハンドル代わりにすれば、ベタ伏せができるってもんです!! カウルの恩恵もあって、ストレートでは効果絶大か!? | ||||
当日の予報は念願の晴れ! しかし、前日は ・・・ 「雪」!? | ||||
ママチャリGP、1月10日の予報は晴れ。そう、念願の「晴れ!」いや〜、あの第一回を知っている方々は、どれほどこの予報を待ち望んでいたのだろうか・・・ (;´Д`)ノ そこまでは良かったのですが ・・・ その前日、9日の予報はというと、 ・・・「雪」。 ・・・ 雪 っっ !!?? だったのですよ。しかも、今回のゲートオープンは、前回の反省からか、前日の21時!! 当日時間のゆとりがあるのは助かりますが、ゲートが早く開くということは、早く行かないと場所取りもナンもままならぬ ・・・ ということ。更に言うと、当然前日夜から駐車場が埋まっていくわけで、マシンだけでなく、机やら食事やら装備やらと、とにかく荷物量が半端でない我がハイエースはなんとしても前日に行かなくてはならなくなってしまったのです。 そこで、社長に頼み込んで、有給を一日半取って早めに準備して出発することに。 ・・・ でも、雪かぁ〜・・・ (;´Д`)ノ そして当日。 自宅付近は雨。途中、道志峠を通り、山中湖経由で富士スピードウェーへ向うルートを取ることに。まぁ、雪にはなるだろうけども、それほど降ることはあるめぇ ・・・ なんて思ったのが運の尽き(;´Д`)ノ なんじゃ、こりゃ! 道志は雪というか、積雪というか、もはや雪!雪!圧雪! 山中湖で積雪25cmといいますから、道志なんぞは30cm行っていたのでは?という状況。でも、着かねばならぬ。チームの為にも!! お陰で、強制的にハイエースの雪道練習になっちまいました。 ちょっと不安はあったものの、おおむねの予想通り、富士スピードウェー方面はそれほどの積雪もなく、到着した頃には、同時に雨も止んでくれて、なんとかゲートオープン前の列に加わることができました。 このとき夜8時。すでにざっと100台くらいが並んでいる。まだ深夜になってなかったので気温は高めで、路面は凍結こそしていなかったものの、路面は相当濡れているので、こりゃ明日は凍結するね〜。 | ||||
レース前のレース! そして待ち人は ・・・ | ||||
21時ジャスト、ゲートオープン!! そしてお決まりのトランポ・レース!! でも奥で大渋滞になってしまい、急遽、カミさんが椅子とブルーシートを持って場所取りへ先発マラソン部隊! 走ります!! そんで、ひとりふたりと走り始めると、どの車からも一斉に人が飛び出して、椅子やらシートを持って、走る、走る。 トランポレースの次は場所取りマラソンっすか (;´Д`)ノ でも、そんなカミさんのマラソンのお陰で、ピットは電源のそば。パドックも、ピット近くに陣取ることができました。また、トランポ行列のもうちょっと後ろにいた仲間、モンタ夫妻とオガワ氏の協力を得て、駐車場も確保。チームワークのお陰で、場所は何とか確保できましたね〜。遅れてきたホシケンファミリーを誘導して、外のパドックの準備もOK! そして23時頃にはおおむねの準備完了。 でも、問題が発生。 同じく前泊組であった、ブログ常連である子午線ライダーさん。彼はなんと、明石からの自走なのですよ。しかも、バイク!!!! ・・・ 雪降ってました。もちろん、気温は氷点下。凍結もします。高速道路の状態は? 気になりだすと気になって ・・・ 何度電話しても通話せず。 もしや? まさか? 気ばかり焦るけども ・・・ 心配してもしょうがない。気になるけども ・・・ とりあえず、明日に備えて寝ることにする。 ・ ・ ・ ・ 深夜の1時あたりから、「パドック内の車は駐車場へ移動願います」 とか、 「受付を開始しておりますので代表者の方は・・・」 とかとか。これまた結構な音量で、しかも15分おきくらいに流れるのですよ。こっちは寝てるっちゅうのに!! とかボヤいてもしょうがない。最初はイライラしたものの、本気で寝ようとすると ・・・ まぁ、案外寝ているもんで(笑) そして、4時くらいに起き上がる。ホントはもうちょっと寝るつもりだったけども、ちょいと気になりまして・・・。 ゴソゴソ起き出して、外に出てみる ・・・ と ・・・ 寒い! 滑る !! 状況は一変して、路面はすべて凍結!! まともに歩くのも辛い状況下、ぞくぞくとやってくる参加者の車が駐車場に収まりきらず、はるかしたの駐車場から荷物を抱えて登ってくる人、人、人。もう、これは地獄絵図ですわ・・・。でも、悪いけど、そんなことかまっちゃいられない。 これだけの人が押し寄せるからこその場内アナウンスだったんですな。確かに、とにかく人だらけ。こりゃあ、5時に起きたんじゃ準備そのものが追いつかないだろうよ。てことで、「気になったこと」が的中でした(笑) 早めに受付を済ませて、発信機をマシンに取り付け。ちょうどいいタイミングでずみちゃんとカエスケさんが到着! いやぁ、早めに起きてきてよかった(^^;) そして最後の不安 ・・・ ふたたび子午線ライダーさんに電話してみる。すると ・・・ すでにサーキットに到着して、テントに入っているという! よかった! 安心した! まずはゆっくり休んでくれと連絡をしておく。 これで、全員が集まった ・・・ いつもながら、一番安心する瞬間です。 そして、お湯沸かして豚汁温めて、起きてきた子供とカミさんと朝飯を食べて ・・・ ここで、御来光 ♪ まさに、快晴 !!! めっちゃ寒いですが ・・・ 快晴!!! さぁ、レースがはじまるぞ!!! | ||||
「第2回目」のママチャリグランプリ さらに拡大の予感? | ||||
夜明けと共に、ピットやパドックに集まる人は増える一方。前回の500チームから倍以上に増えて、今回の参加チームは1037チーム!! 応援や見物までもを加えると、果たしてどれくらいの人が集まるのか??? アナウンスによると、撮影の関係もあるので、マシン(ママチャリ)はピットロードに一列に並べろとのこと。ここに、1000台以上のママチャリを並べるわけですか〜。混雑防止の意味もあるんだろうけども、これはこれで壮観な眺めですな。 そんな訳で、マシンチェック 〜 (゚∀゚) 流石に全部は無理だけども、カメラを片手に恒例(?)のマシンチェックです♪ 全体的に眺めていると、前回のような 「ハリボテ系 」が随分と減った気がする。てか、ダンボールで作ったのが居ないジャン。 ・・・ やっぱアレですか? 雨降ると全滅するからですか? それはそれで賢明な判断なんだけども、ちょっと寂しい気がしないでもないw でもそのかわり、全体的な作り込みというか、レベルそのものは随分と上がってないですか? 細かなところがしっかりパテでならされていたり、塗装が綺麗だったり、ステッカーが駆使されていたりして・・・。こういうママチャリがもっと街中に溢れたら、面白いのだけども(レーサーレプリカ?)。 ![]() ・・・ ただ、マシンとは裏腹に、よりいっそう進化したのがコレ。 !!! コスプレ !!! ↑ 実は同じピットのお隣さん♪ 最初は何事かと思いましたが(笑) ↑ 学生ノリで楽しそうなので、思わず一枚。 ↑ 実はこんなのがいっぱい居たりする Σ(゜д゜;) もちろん、他にもウヨウヨいて、その数は前回より遥かに多い。もちろん、半ばプロ的なチームもあるわけで、それこそプロのモデルがメイドさん姿で居たりします。 さっきの同じピットのチームもそうですが、いわゆる 「アキバ系」 なチームも増えてきましたね〜。メイド服セーラー服、はたまたよく判らないコスプレも在り。このアキバ系の参加については、色々言いたいヒトもいるとは思いますが ・・・ ワタシ個人的には面白いので、アリかと思いますヽ(・`ω´・) ていうか、カッコはコスプレだったとしても、あの富士スピードウェーをママチャリで爆走しているんですから! 彼らも参加者でありレーサーなのですよ。登っているんです、あのネッツコーナーも!! しかも極寒の中で・・・。そうなると、いわゆるオタクなインドア系とか言ってらんないでしょ。そこいらの中途半端な野郎どもよりも、よっぽど肉体派なのでは? って思ったりもしますが(;´Д`)ノ でも、面白いですね〜。流石にコスプレはアレですが、被り物はちょっとやってみたい気もします。こういったお祭り雰囲気で、このレースが拡大しているのは歓迎ですね♪ それにしても、被り物は走るのがツラそうだな〜・・・。 | ||||
今回の布陣 経験者で序盤を突っ走る! | ||||
今回の布陣と作戦は以下の通り。 1:ゴッドスピード・テツ (←ワタシですな) 2:ホシケン 3:ずみちゃん 4:オガワ 5:カエスケ 6:子午線ライダー 7:全力少年リョウイチ 8:もんたん18番 9:オクチャン 10:レーサーなつき ネームだけじゃよく解りませんが(^^;) 1〜3番が経験者男性、4〜6初参加の男性、そしてそのあとは女性と子供、そしてその伴走者という布陣で前半戦を戦うことになります。前回参観のときは、様子見を兼ねて全員が1周づつ走りましたが、今回は、1000チームという数ゆえに団子状態になるのは容易に想像つくので ・・・ 経験者3名が、それぞれ2周づつ走って、そのあと初参加男性3名が一周づつ走るという作戦。これだけで2時間の時間を要します。 そして二順目は、経験者陣が3周をベースにして、初参加陣が2周にすれば ・・・ これでフィニッシュになるはず! | ||||
見よ!1037台のスタート!! 7時間耐久のはじまり | ||||
スタート前ともなると、ピットロード・ピット内・パドックの混雑も合わせると、まさに今回の参加チーム ・・・ 1037という数字がリアルに感じる。 ・・・ 多い。 そして、今回はレース前に、ママチャリをピットロードに並べるというアナウンス。そして、全部ではないにせよ並んだママチャリ、ママチャリ、ママチャリ。1000台超 ・・・ ・・・ すっごく、多い。 そしてスタート前。ホームストレートは人ごみ・人ごみ・人ごみ!! 第一ライダーであるワタシが大急ぎで準備したにも関わらず、グリッドへの進入OKの放送に不意を付かれる形になってしまい、@マシンを運ぶズミちゃん Aライダーのテツ&子供&カエスケさん Bカミさん が、それぞれバラバラになってしまう。無線と携帯を駆使して、旗を持っていてもなお、なかなか合流することができずに、流石にマズイかも・・・とも思いましたが、なんとかチームメンバーが合流できましたが ・・・ どうだ、こりゃ。この人数は!! カメラを高い位置から望遠かけても、人の海の端が見えない ・・・ ・・・ 流石に、多すぎるだろう!? 前回のママチャリGPでは、一周目は転倒続出でかなりコワい思いをしたので、今回もオフロードのプロテクターでフル装備(笑) これはお遊びでもなく、冗談でもない。できれば前回のように皮ツナギで行きたいトコロですが、流石にアレは体力を消耗するので、今回はオフロード用なのです、ハイ。 さて、いよいよ、耐久レースの始まりですわ。 恒例の君が代斉唱。そのあとの一斉ベル鳴らし(今回は短かったな ・・・)。 そしてシグナルーはグリーンに!!! ・・・ おや?? 意外だったのが、全体的に非常にジェントルな走り出しだったこと。路面が凍結の危険性があるための慎重なスタートだったのか、前回の混乱ぷりを知っている人が多い分、全体的に慎重ムードがあったのか。それとも、ただ単に台数が多すぎてつっかえたのか(;´Д`)ノ? でも確かなことは、転倒 = 大幅なタイムロスであるという事実! また、下手に転倒すると一発でマシンが駄目になるので、7時間の長丁場。大事なタスキを繋ぐためにも、第一ライダーに課せられた役目はとても大切です。 ・・・でも、負ける訳にもいかんのじゃあっ!! ヽ(゜`д´゜メ) 前回とは違って、走るペース配分も心得ているので、しょっぱなから2周行かせてもらいます!! ![]() まず、ストレートは団子状態をうまくかわしつつ、まずは体を温めることを優先に。それでも、出来るだけ前のチャリンコを抜いていく。 そして魔の1コーナー 〜 恐怖の下り! うっは〜〜!! 眺めが良い!!! (゚∀゚) 眺めが良いだけに前回の恐怖も蘇る。しかも今回は、ドコがどう凍結しているかもわからんっ! あっ、でも、みんなペース上げてるな〜 おおっ、もっと速くするんすか!? うっは〜・・・ お、お、お、なんかフレームがブルブル言い出したぞ! 来た来た、このスピード!! 暴れるフレームを無理くり押さえ込んで、ベタ伏せ! 絶対コレ、50km/h出てるだろう!? あっ、前のチャリ、フラれた! ヤバそう! 減速!! ブレーキ掛けて ・・・ ぅおぅっ! 効かねぇ〜 Σ(゜д゜;) 一瞬ヒヤっとするシーンはあったものの、恐怖の下りを超えて、再びペダリング。とにかく、体を温めることと、転倒回避を最優先に、それでもそれなりのペースでひたすら、前のチャリコを抜いていく。そうこうしていると、有名なヘアピン前の登り! あっ、富士山 !!!! そうでした。晴れていたら富士山が見えるんだね〜。でも、どっかのブログにあったけど、「富士山見えたら地獄の登り 」ってあったけど ・・・ そうだな。確かに。この場所に差し掛かって、明らかにペースダウンしちゃっているのは初出場の方でしょうね〜。久々だけど ・・・ ちょいとキツイけど ・・・ とっとと登って、再び下り。ここまで来ると、路面はおおむね凍結がないことは解ってきた。 そしてダンロップコーナーを越えて ・・・ やっぱキチ〜ッ!! (;´∀`) キッツイ登りですわ。でもアレですよ、この登り(ネッツコーナー含む)は、間違ってもインベタで走っちゃイケマセン。アウトですよ、アウト! 絶対楽ですから、ハイ。とはいえ、「楽」ってことは有り得ないか・・・。でも、この一年間、この登りを意識して日頃チャリンコに乗っていたので、一周目は難なくクリア。よしよし、ここからが正念場だぞ、っと。 他の人もそうだったのか、一周目を終えて、大半がピットに入っていくと、二周目も行く面々は、いきなり加速!! こっからが本気勝負ですよ!! 路面もおおむね大丈夫そうだし、こりゃ行ける! そこからは全開でトバすのですが ・・・ いやぁ、やっぱ富士スピードウエー! 辛い!! 一年間、このコースを念頭に置いて、ちょっとだけトレーニングしていたにも関わらず、やっぱキツイ!! トバしペースで走ると、やっぱりダンロップ/ネッツコーナーで死にそうですわ。くは〜。くじけそう・・・。 ホームストレートでは、まだなんとかトップ集団をはるか前方の視界に捕らえてはいたものの ・・・ ありゃ、3周目もいくんスか!? こりゃ、勝てん(;´Д`)ノ スルスルと加速していくその姿は、もう人間には見えません・・・。 てことで、ピットロードへ。お次はホシケンだっ! 「 おぇっ、吐きそうだ ・・・ 」 ・・・ 先ほども書いたけども、今回の作戦として、前回メンバーである、テツ・ホシケン・ズミちゃんの男ライダーで最初の団子時間を凌ごうという作戦です。それぞれが2周づつ走ることで、おおむね1時間ちょいはかかるので 、これ以降は女性や子供も走れるだろうという算段。 我がチームもそれくらいの作戦を立てているくらいなので、他のチームも、ライダー交代もなにもかもスムース♪ やっぱ、みんな経験者と、いろんなトコロから情報を得ているんでしょうね〜。 目新しさというか、前回のような慌てた雰囲気ってのも良かったですけどね〜。今回のようになると、随分とレース然としますね。マシンがママチャリという以外は、まんまレース・・・。こりゃ、激しい戦いですな。 そして、ひたすらレースは続く ・・・ | ||||
子供も走る! 同じ土俵で戦える場所はそうそうあるめぇ | ||||
今回のチーム構成として、前回と一番の違いはというと ・・・ 子供(6歳)が二名参加しております! まず、我が家の長男、「全力少年リョウイチ」 と、友人の同じく長男、「レーサーなつき」君。 レースってのは数あれど、ここまで老若男女が入り乱れるレースはそうそうないと思います。そして、おなじクラスで、同時に子供と走れるとはまさに稀有。せっかくこんなチャンスがあるのに、子供をレースのお荷物にしておくのは勿体無い。そんなこんなで出走させたのですが、もちろん不安があったのは事実。相当スピードも乗るので、転倒したら ・・・ とか、巻き込まれたら ・・・ なんて思いもしましたが、とりあえずいっしょに伴走するし ・・・ まぁ、行って来い! 骨は拾ってやる!! 実は、当日の富士はすさまじい風が吹いてましてですね〜。もう、走っていた大人のチャリが、いきなり転倒するくらいの突風もあったのです。転倒しないまでも、間違いなくバランスは崩す! そして、その風が運悪いことに北風なので、当然、上り坂はすべて向かい風 ・・・ 風吹けば、マジでチャリンコが止まります。ピタッと止まります。それでも、登らないといけないわけで、もちろん大人が押して歩くくらい辛いわけですからして ・・・ 子供にとっては相当に辛いはず。 ・・・ でも ・・・ でも、1周、走りきりました! リザルト、22分31秒9 !! 何度も風に吹かれ、ヨロけたりフラれたりしながらも走り続け、そして登りでは、向かい風で完全に動かなくなっても ・・・ それでも漕ごうとしたり。もちろん、押して歩くにしても、駆け足で押したり。そりゃもう、なんども怒鳴りました。きちんと前を見ろとか、ハンドルをしっかり握れ、いや、力を入れすぎるな。とか。チンタラ歩くな、意地でも走れ! ・・・と。それでも、最後の登りは、ひたすら叫びました。「リョウイチ、負けない! リョウイチ、負けない! お前は走れる! 頑張れ! 」 ・・・と。もう、親としては、エールを送るくらいしか出来ないですからね。手を出すわけにも行かない。助けるわけにもいかない。出来ることといったら、もう、応援するだけですよ。 ・・・ でも、それでも、最後まで泣くこともなく、泣き言を言うこともなく、放り出すこともなく。当然、ストレートに入ったらすぐにチャリンコに飛び乗って、笑顔でフル加速したときには ・・・ もう ・・・ ねぇ (ノД`)゚。 とことん、褒めてやりましたよ。よく頑張った、と!! (゚∀゚) そしてもうひとりの、小さな勇者! 彼、レーサーなつきも完走!! 顔、青かったです。さぞ、辛かったでしょう。キツかったでしょう。でも、しっかりとストレートを駆けて、ピットロードまで戻ってきました。いやもう、感動ものですね〜。きっと、これから、F1を観る目が変わるでしょう。きっと! | ||||
我がチーム期待のホープ 神戸牛、走る! そしてフィナーレへ・・・ | ||||
今回のメンバーで、どうしても取り上げなくてはならない男が居ります。それが、この ・・・ 子午線ライダー !! 彼、兵庫は明石在住ですよ。バイクでの自走です。しかも、天気の悪い中 ・・・ 早朝ついて、朝のミーティングでは、目が真っ赤でした! ちなみに、今日が初対面なんです。覚えてますか? 一度、ブログ上でメンバーを募集したのを ・・・ その時、応募したのが彼でした。 そんな彼が、走る時に何かもぞもぞしているなぁと思ったら ・・・ 神戸牛コスプレっ !! 彼曰く、「いやぁ、テツさんにコスプレの圧力かけられたっスから・・・」 とか (;´Д`)ノ ・・・ たしかに、そんなメール書いたっけかなぁw それにしても、このリアルなコスプレ! ナニがリアルって、お乳の場所見てくださいな (;*´Д`*)ノ 御母様のお手製だそうですよ。注目点は、指サックを流用した乳首! リアルです。触っちゃったりした日にゃ、こっちが赤面しますわ。なんにせよ、このコスプレになった途端、子供たちのヒーロー(笑) 必然的に、周りの注目も浴びる、浴びる♪ 当然、フィナーレは彼に行ってもらおう! ・・・ もはや、全くの異存なし(笑) 7時間、無事完走!! お疲れ様っ! 非常にええことなのですが、今回はドラマチックなトラブルもほとんどなく、レースそのものは非常〜にスムースでした! やっぱり、2周をベースとしたレース運びだったので、交代と交代の間がわりとあったことと、交代にまつわる手順が手馴れたものになたからでしょうね〜。でもその分、いろいろ談笑できたり、飯を食べられたり。レースはしっかり、休憩はのんびりと楽しめました。 | ||||
余韻抱えて片付けもまた楽し ・・・ って、ナニ? 呼ばれてないか? | ||||
そして始まる、 台車に荷物を分乗させて、ひたすら車に荷物を運ぶ、運ぶ。今回は駐車場がパドックになっちったぶん、片付けの荷物運びが困難になってしまいましたが ・・・ でも、車を出来るだけ近くに置けてよかったとつくづく実感。 ・・・ と、そんな片付けの最中。 『ゼッケン 177番 DIY道楽レーシング ゼッケン○○番、。チーム○○ ・・・』 とかってアナウンスが耳に入る。「あれ、なんか呼ばれてる?」 「いや、順位でも発表してるんじゃないの」 とか話しながら荷物を運んでいると、『以上のチームの方は、至急集まってください ・・・』 「 やっぱ、呼ばれているよ !! 」 片付け中の荷物をおっぽり出して、ほうぼうからメンバー全員が集まる。そして、集められた先は ・・・ 「・・・ え、ナニ? 表彰???」 | ||||
DIY道楽レーシング リザルト 298位 & 優勝!? まさかの表彰台 | ||||
なんの訳も解らず、集められたブリーフィングルーム。どうやら、表彰台に連れて行かれるらしいってことだけは解ったのだけども、そもそも何の表彰だか、皆目見当がつかない。 「やっぱ、牛のコスプレじゃん?」 そんな意見に誰もが納得。もちろん、子午線ライダー氏には牛のコスプレに着替えて貰ってきている。そして順番を待つこと10数分 ・・・ ついに、表彰台の裏まで案内されて、いよいよ表彰の順番となる。我々より前に表彰された、牛コスプレのチームには、子午線ライダー氏を見るなり、 「あ、負けた!」 とか言われていたりする。それにしても、彼だけの受賞に、こんなチーム全員が行っていいものか? そんなことを言いつつ、順番を待つ。 「え〜、それでは、次の受賞者を発表します。 これはですね ・・・ 「参加申込書」提出第1号 賞 ですね。それでは、どうぞ !! 」 ・・・ ほえ ? ワケが解らない。ナニ? 参加申込書提出? 第1位?? 「リーダーの方、前へ!」 と言われて、誰かに背中を押されても、アタマの中は真っ白。アレ? 牛コスプレじゃないの? たぶん、この時点で、状況を理解できてなかったのは、当事者であるこのテツだけだったのでしょう。ホシケンにも「ほら、真ん中登って!」と言われる始末。 ![]() 呆けた顔で、表彰台の真ん中に上る自分。 ちなみに、後日発表になった主催者による 「特別賞」 の一覧に、不肖このDIY道楽 テツのコメントが掲載されているので引用しますです。 優勝 177 DIY道楽レーシング 1053チームの中から、「参加申込書」を一番初めに事務局に提出したため優勝と決定。チーム代表者の乃万哲一氏曰く「なにぶん小心者なもので、きちんと受理されたか不安で!」と、語る責任感あふれる超優秀なチームリーダー。 なんちゅうコメントをぶっ放したのか、俺! 散々持ち上げた子午線ライダー氏に申し訳ない気持ちも溢れるばかりだし、そもそも、あの表彰台ってば、並みの草レースくらいじゃ使われないシロモノなのに! F1レベルのでかいイベントでこそ使われる由緒正しいものなのに! かなり栄誉ある場所で、ましてやチームリーダーとして、個人表彰だったのに! ・・・ はわわわ (ノД`)゚。 それにしても、この特別賞の掲載の中で、唯一、俺のコメントだけが載っているってことは、それほどにウケる内容だったのか? 見事なボケっぷりだったのか? 「申込書最速」という、意表をついた表彰をする主催者の意図に、見事にビンゴな呆けっぷりだったのか・・・。なんにせよ、見事に実名を載せてくれた主催者に感謝! その敬意に表して、そのまま引用しましたですわ。 necobitさん作! ママチャリGPダイジェスト&予告編♪ お気に入りなので継続掲載させてください(^^) | ||||
そして日は暮れて ・・・ 富士の姿がまた美し | ||||
そんなこんなで、疲れも吹っ飛ぶサプライズで、爆笑と共に幕を閉じた今回のママチャリGP ・・・ 参加したメンバーの方々、お疲れさまでした! そして、同様に、今日この日、同じ土俵で共に戦ったほかのチームの皆さん、風の強い中 ・・・ お疲れ様でした! 更に、第一回と第二回の両レースを走った皆さん! この世界に生まれて、偶然にも同じサーキットで同じママチャリという乗り物で、苦しみと楽しみを共有できたこと。これを、ワタシは幸せに思います!! うまく表現できませんが、この面白さと余韻は、言葉では言い表せませんね。バイクのレースよりも楽しい、残る何かがあります。レースといえども、勝ち負けではない、何か。充実感と、これからの一年を勢いづける、何かがあります。ナニはともあれ、怪我もなく完走できたことに感謝! さて、来年は ・・・ どうかな♪
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