ママチャリグランプリ 
富士スピードウェー 本コース 参戦記!!


「ママチャリ 7時間耐久レース」 ・・・ まさか、そんなイベントに自分が参加することになろうとは・・・。

バイクでの事故から1年ちょっと。細った右足を引きずってまともに歩けなかった自分だけども、リハビリ兼ねて乗るようになったママチャリ。ここまできたら、ちょっと一発、復活のノロシを上げたい。そんなことを思っていた矢先、ネットでこのレースを発見した。予想外にも話しに乗ってくれるメンバーが集まり、新年の一大イベントへ。

走らにゃわからん、走れば解る! この面白さは ・・・  そんな、ママチャリGP参戦記。ここに再編集!!

(ブログに掲載したママチャリGP参戦記に、補正・加筆してアップするものです)


2008.2
ママチャリの7時間耐久!!でも ・・・ 
真冬ですが、ナニか?


夏に差し掛かる頃、こんなサイトを見つけてしまった。


ママチャリ耐久レース at  富士スピードウェーレーシングコース(4.5km)


ママチャリの耐久レース っすか !! (;´Д`)ノ

7時間の耐久! しかも、走るところは ・・・

富士スピードウェー 本コース!!

F1もやった(当時は、やる前)あのコースで?? ママチャリで走る??

想像しただけでゾクゾクしねぇか??

何かうずくものを抱えつつも、でも、課題もある。チャリンコを用意しなくちゃならないし、第一、メンバーを10名くらい集めなくてもイケナイ。ママチャリですよ? ただでさえ「体力落ちた」なんてハナシが聞こえてきているっちゅうのに、こんな話に乗るヒトが居るとは、ちょっと思えない。

・・・ でも、一番身近な存在であるカミさんに 「出てみない?」と訊くと、 「 いいよ ♪」

・・・ 二つ返事とはこのことですか(^^;)。

ついでに、ブログに 「こんなのあるんですけど」 と、問いかけしてみると ・・・

「 面白いジャン。 やるか ? 」 ・・・ という、実兄からのレスポンス。周りの友人に投げかけてみてもなかなかの好感触。つっても皆さん、このママチャリGPってば、真冬の富士でやるってこと気付いてますか?? 更に言うと、富士スピードウェーの勾配、洒落にならないんですが ・・・ 知ってんのかな〜 ・・・ (;´Д`)ノ


プロジェクト始動
マシンはコイツだっ!!


メンバーは、意外にも12名も集まった ・・・ Σ(゜д゜;)

「いいね〜!」と、ノリノリの方もいれば、強制参加も、数名(笑)。そして、何も解ってない人もちらほらと ・・・。でもホラ、もうここに捺印したら逃げられませんわよ ♪ 

マシンのほうは、友人経由で譲ってもらったコイツ。



・・・ を、こんなんにしてみた (↓)





題して ・・・

「 ヨシムラ8耐優勝記念 
やったぜ!ヒゲとボイン!!号」




・・・ええっと、わかる人には解るネーミングです(^^;) 

主催者の主旨としては、「あくまでママチャリの雄姿を保って欲しい」とのことなので、このほかの変更点としては、ペダルを食いつきの良いものにして、サドル(椅子)を柔らかいものにして、あとはチェーンやらグリップやらタイヤやらを新品にしたくらい。最後は、ひたすらグリスアップばかりしておりました。やれることと言えば、これっくらいでしょう。


そして1月12日、富士スピードウェー ・・・ 
雨!!


参加チーム500以上!! 



ウチの車はゲートオープン(4時)の20分遅れだったのですが、すでにゲートから大渋滞・・・。先行してくれていたメンバー三名が居なければ、ピットに近い場所取りは不可能だったでしょうな(;´Д`)ノ 感謝です!

そして、最大の懸念だった天気はというと ・・・

曇り → 日中は雨!!

でした ・゚・(ノД`)・゚・ウァァァァァン

セメテモノの救いはと言うと、準備段階では(朝5時頃)雨が降らなかったことと、この時期としては異様にあたたかかった(9度?)ことくらいでしょうか。そのまま日中も暖かければよかったのですが、それは単に、そのあとに降る雨の前触れだっただけなのですな。・・・でも、単純に、天気が悪いからと言ってテンション下がるなんてもんじゃないです。

周りは、ママチャリ、ママチャリ、ママチャリ!!



これでテンション上がらないワケがない (^^;)

いつものエンジン音が鳴り響く光景とうってかわって、ヒトも車もマシンも何倍、何十倍いるってのに、普通に会話できる静けさ(静かじゃあないんだけど)ってのが違和感アリアリでしたな〜・・・。まだ暗いってのに、その熱気たるや、もう。そのうち、雨が降ろうとそれほど気にならないくらいでした。これは、ホント。雰囲気に呑まれるってやつですかね。



ピットの場所取りやら準備が終わり、メンバーもゾクゾクと終結。

持ってきたコーヒーなんぞを飲みつつ、ピットロードに出ると ・・・

「なんちゅう長いストレートだ ・・・ 」

誰もがクチにしておりました(^^;) そして、夜が明けるほどに見えてくるコース全貌。当然富士スピードウェーはおろか、サーキット自体、初めてのヒトも多いわけで、その巨大さを目の当たりにして ・・・ そこで初めて、自分たちが始めようとしているコトの重大さに気付くわけです。

でも、もう遅い ♪♪

もう、テンション上がりっぱなし (゚∀゚) やっぱレースってのは、どれもコレも一緒ですね。何より嬉しかったのは、まだレース・サーキット未経験のメンバーのテンションが上がりまくっていたこと。そりゃそうでしょう。この興奮は、その場に居ないと ・・・ そして何より、自分自身が参加者(ライダー)でないと味わえないもんです♪


【レーススタート!】
スターティンググリッドに響くベル


「6時から雨です」のアナウンス通り、降りだした雨。





予報と違うことと言えば、全然小雨じゃあないってことくらい。結構、いい降りでしたね。そんな中、500台を超えるママチャリがグリッドに付きました。気温は下がってきているものの、熱気とテンションで、それほど感じないくらい。前日まではとにもかくにも天気だけが気になってましたが ・・・  意外と気にならんもんだな (゚∀゚)



スタート前の異様な熱気の中、一人が慣らしたベルが別のベルを呼び、それが広がってほとんど全員が「チリチリ パフパフ」とベルやラッパを鳴らす大音響に!! 尋常ならざる興奮と共に、一分前のコールで「ウォォ−−−ッ!!」と、こぶしを振り上げ吼える、吼える!! ありえない一体感。端から見たらさぞ異常な光景だったでしょうが、その真っ只中に居る身としては、更に異常な光景でした。



シグナルはレッドからグリーンへ。



天候不良ゆえにペースカー が入ったものの、どうやら単なる洒落 らしくて、初っ端から全開、全開、全開!!! 500台がいっせいに第一コーナーへ差し掛かると、イン側に居たマシンたちは、一人弾きだされ、一人転倒、またひとり転倒 ・・・ 

そのまま恐怖の下りへ。

最初、第一コーナーを回った瞬間は、いっせいに歓声が上がっておりました。「うおおおっ!」「F1と一緒だ!」「広い!」「気持ちいい!!」「イヤッフーー!! (←コレは、俺)」 などなど。でも、下り始めると状況は一変。予想以上どんどん乗る車速に、周りのライダー達に緊張感が走るのをビシビシ感じずにはおられませなんだ。

前も後ろも右も左も、全てママチャリ。肩もあたろうかという寿司づめ状態でどんどん上がる車速 ・・・ ペダリングが意味を成さないということは、軽く30km/hはオーバーでしょうね。怖くなってブレーキかけたチャリから、バランス崩して転倒、転倒、転倒。雨でグリップも落ちてるし、第一、ブレーキ効かないし(;´Д`)ノ 想像してもらえれば解ると思いますが ・・・ ペダリングができないほどの車速になっちゃうような下り坂、しかも雨の中、前後左右肩があたりそうなすし詰め状態で数百台のママチャリが先を争って走るのだから ・・・ コケないのがおかしいくらい。頭の中では、ドミノ倒しの大惨事が浮かんでおりましたわ(笑)

見える範囲でも下りきるまでに5〜7台は転倒してました。もちろん、悲鳴も聞こえるのですが、皆、聞こえぬ振り ・・・ 。

そんな団子状態の中、とにかく離されてはなるまいとひたすら抜いて抜いて突っ走りましたよ。

第二コーナーを抜けるとしばらくは平坦で楽チンなのですが ・・・ ヘアピン手前で見た目以上の登りが登場 (^^;)

意外とコレ、キツいぞ !!??

サーキットほど広いと、とにもかくにも街中とは体感速度が違います。漕いでも漕いでも、進んでいる気がしないんですよね。これが下りなら予想外のスピードが出ているし、登りだと ・・・ 進んでいる気がしやしねぇ(;´Д`)ノ

ヘアピン超えると、ここからは少し下り。

ダンロップコーナーに向けて、またちょっと上ったあとに、また結構な下りが続いて ・・・

ここからが、地獄の一丁目 !!

ダンロップコーナーからは、ひたすらの登りです!! 一度は楽になるものの、ネッツコーナーを回る頃には、どうしても視界に入る「ネッツマーク」が大嫌いになれるほど(^^;) 

地獄の登りに差し掛かると、今度は第一コーナーと同様、イン側のチャリが押し出されてコケまくる悪夢が再発。そんなチャリをかわしつつ、とにかく前へ前へ抜きまくっていくと、ネッツコーナーを立ち上がったところでやっと先頭集団が視界に入ったのですよ。これは行ける!!! と思って、パナソニックコーナー(最終コーナー)へ。もう目の前は20台くらい ・・・ これは行けるか!?  と焦った瞬間 ・・・

いきなりアウトから当てられて転倒!!

地面に叩きつけられました。

・・・ でも、ほら、ツナギでしたから(;´∀`)



速攻で起き上がり、そのままフル加速 !

・・・ でも、先頭集団の恐ろしさは、ストレートに入ってからでしたよ。明らかにフォームが違う方々が、まるで疲れていないかのようにスルスルと加速してくのですわ。こっちは一周を前提に走っていた上に、一気に体力を消耗していたので、ほとんどのチャリ同様、そのままピットへ。第二ライダーのホシケンへマシンを渡すのが精一杯で、そのままヘタり込んでしまいました。

タイムは9分って出ていたような気がしますが、スタートラインが違ってちょっと短い一方で、団子状態だったり転倒したりってのを考えるとよく解りません(笑) ・・・ まぁ、一番ママチャリに慣れているオーナーとしては第一ライダーの仕事は出来たかなってとこでしょうか(;´∀`) 

ちなみに、しばらく呼吸困難になっていたのは言うまでもありません(笑) 

そうして、雨のなかの7時間耐久レースは幕をあけたのです。



ちょっとコース解説 ・・・




イメージとは裏腹に、富士スピードウェーは大きく、そして高低差があります。数値で言うと、実に ・・・

一周 4.5km、
高低差 35メートル!!


エライことですな (;´Д`)ノ

詳しくは、コース図の高低差グラフを見ていただきたいですが、体感的によく解るのは意外にもヘアピン前の登りでした。これは、見た目・グラフ以上にキツイです。ナゼでしょうかね?? 

でも、地獄は、ダンロップコーナーから。そこまでの下りが強烈だけに、ブレーキングしちゃったらもう、後は死ぬだけです(^^;) そこからしばらくは温存していた体力で登っていけるのですが、一回平坦になったと思ったあとのネッツコーナーは、本当の地獄です。 でもここは、イン側が傾斜がキツイので、ネッツマークのあるアウト側に沿う形で、 「アウト 〜 アウト 〜 ミドル」と走るのが吉。本文にもありますが、マジで 「ネッツマーク」が嫌いになります。いまだに、マークをみると、肺が痛くなりますね(;´Д`)ノ

まぁ、レースも後半になると、ほとんどの人が押してます。立ち漕ぎで走っても、速度差は ・・・ ちょっとですな(笑)

もし二周以上走るのであれば、最終コーナー 〜 ストレート も、忘れちゃイケマセン。こちらも、相当苦しいです。なんつっても、

進んでいる気がしやしねぇ 
(;´Д`)ノ


ひたすら、買い物カゴを抱えて ベタ伏せで漕ぎ続ける、これだけです!!

また、詳細については、公式の公式攻略法がわかりやすいですねw 疑似体験してください!

レース序盤
苦しいけど ・・・ 「笑顔」


マシンは二番手のホシケンに託して、一周走った上でのアドバイスを皆に伝える。どこがキツいとか、どこがクラッシュが多いとか。そうすると、曖昧なイメージでしかなかった「富士スピードウェー」が、リアルな現実として、メンバーの頭の中に姿を現すわけです。 正直、予想以上に厳しい。でも、走れるのは間違いない! ってカンジでしたね(^^;)

そうこうしていて三番手の用意をしていても ・・・ 
ホシケンが帰ってこない(;´∀`) アリ?

いきなり緊張感が走るも、その実は2周 に挑戦していたらしく、「なんだえ〜」という安堵感と同時に、「やるな!?」という空気も湧いてきた。

三番手が、うちのカミさん(^^;) これが予想よりも速いタイム で戻ってきて、女性でも1周できることを証明! でも、その息切れからして、日ごろ自転車に乗っていても厳しいことを物語っている。

4番手、サミーも力走! その次のバトンは我が兄貴へ。兄貴は戻ってくるやいなや、「洒落にならん!!」とヘロへロになりながらも、笑顔

・・・ レースが始まってからというもの、緊張と不安がメンバーに渦巻いていたものの、3人、4人と走り終えると別の空気がピットに漂ってきました。それは、

「戦友としての連帯感」

でしたね。雨の中、高低差30メートルにも及ぶコース。自転車で走るには過酷なコースなのですが、それを走りきった。それだけなのですが、その苦難を見事クリアしたもの同士、暗黙の充実感と連帯感が生まれたのですよ。 「あのコーナーが怖い」とか、「あの坂はこうしたほうがよかった」や、「あそこからの眺めはいいね〜」や、「やっぱネッツコーナーが死ぬ!」などなど。

もう、職業や年齢や性別や、そんなことはどうでもよろし。ただ、同じチームとして富士スピードウェーを走っているということだけで、ココロが通じ合っているかの如く。その苦難を共有した瞬間、同時に苦難を越えた満足感が、走った直後の笑顔に全て現れていた、と、確信しています。事実、走った直後の顔の写真を全て撮っていたのですが ・・・ みんな、特に女性がいい顔したらっしゃるんですわ。そして最後、義姉さんが「あの坂」を登りきったとき、ピットに「これで仲間だ!!!!」と拍手が鳴り響きました。

なんとも、胸にジーンとくる瞬間でしたね・・・

バイクでの耐久レースでも似たような感情を味わったことはあります。でも、ここまでみんなが平等に味わった経験は、ありませんでしたね。サーキットでありながら、ママチャリという免許も経験も要らない乗り物だからこそ、味わえたものだと思います。タイムなんかどうでもいいんです。ただ、その乗り手が一生懸命であればあるほど、その湧き上がる感情は強いものなのでしょう。

・・・・

でも、メンバーが一巡したあたりで、誰もが現実に気がついたのです。







「でもさぁ、あと4時間半あるんだよね ・・・ 」



冷えた体を豚汁で温める者。二回目に備えて、レインウェアを拭く者。濡れた服をストーブで乾かす者。回復に備えて、寝る者。ここからがホンマもんの耐久レースのスタートでゴザイマシタ。

雨は、まだまだ降り続く。そして、気温もぐんぐん下がっていっておりましたとさ・・・。

【中盤戦】
まさか ・・・ の、トラブル


全員がそれぞれ走り、ローテーションは二周目へ・・・。



再び、ワタシが走る。気温は朝より下がって雨がツライ。冷たいというより、雨が明らかに体力を削るのが解るのですよ。流石に一周目のような混戦もなく走りやすいは走りやすいのですが、押してる人もいる一方でやたらに速い人もいたりで、まさに持久戦の様相を呈しておりました。

そんな中、ホシケンが3周を達成! 

「やるじゃねぇか!」の声も上がり、男性陣のなかににわかに気合が入ったその矢先 ・・・

しばらくして、いつものように交代待ちで雨の中ピットロードに居ると ・・・ 放送が、 鳴り響いた ・・・ 。


「ゼッケン92 DIY道楽レーシングチームのライダーの方がメディカルセンターに収容されております。マシンの引き取りをお願いしますので、チーム員の方はいらっしゃってください ・・・ 」

思わずホシケンと顔を見合わせる。

 ・・・転倒? ・・・怪我!?? 

最悪の予想がアタマをよぎるよりも早く、駆け出していた。流石に慌てました。その慌てっぷりはというと、「メディカルセンター」と「メディアセンター」を間違うほど、です。

そんな中、収容されたマシンを運んでいるスタッフの方を発見して、まずはママチャリを回収。大したキズはないものの、ペダルがクランクごと外れているではないか!!

最初は転倒してクランクがもげたのかと思い、「リタイヤ」の文字が浮かんだものの、よく見てみると、取り付けナットが取れて、クランクが外れたようだ。とりあえず修復は可能。リタイヤの可能性は低くなった。しかし、なぜクランクが取れたのか ・・・


「締め付けミス」 
「整備不良」 
「最悪の大怪我」




矢継ぎ早に言葉浮かんできて、急に胸が苦しくなる。マシンは自分が用意して改造しているので、当然バラしたのも組んだもの自分。こんなところが緩むなんて有りえないと思っていたので、事前準備では増し締めの対象外だった。その甘さと責任の重大さに血の気が引いたものの、まずはライダーの無事の確認が優先。そのまま雨の中、メディカルセンターに走る。

心配していたライダーの怪我は打撲程度とのことで、とりあえず ・・・ その点では安心することができた ・・・ でも、やっぱり走行中にクランクが取れたという事実が確定したので、後悔と申し訳なさでアタマが真っ白になる。

・・・ でも、まだレース中。

とにかく、原因を追究しないと ・・・ てことで、今度はピットに走った。

マシンは、整備士であるサミー氏のお陰で、すでに修復・出走したとのこと。でも、次の交代でマシンをチェックすることを宣言して、工具を引っ張りだした。単なる締め忘れならば、あまりに悔しいし苦しいけども、全部自分の責任として攻められれば済む。でも、もし万が一、別の原因で緩んできたとあらば、もう片方のクランクも落ちる可能性がある。もうこれ以上の転倒は御免だった。

予想は的中。

反対側のクランクの取り付けナットも、すでにユルユルだった。普段ここは、取り付けナットを外したとしても、クランク自体はテーパーになっていて押し込まれているので、そのままじゃ外れるもんじゃないはず。普段なら、外すのに特殊工具を使って引っ張り出すシロモノなのに、それが外れるとは ・・・ この時になって、はじめて「レース」での酷使っぷりを思い知らされて、愕然としてしまった。「ネジロックをしておくべきだった ・・・」と悔やんでも、今はまだレース中。

ブレーキ・ホイールのナットを全てチェックして、次のライダーを送り出して ・・・ 一気に脱力してしまった ・・・ 。

・・・ と、文章にするとドラマチックですが、ワタシの甘さから来たトラブルです。まさか ・・・ ホントに"まさか"の場所だったもので・・・。本当に、怪我が軽かったのが唯一の救いです。いまだに申し訳ない気持ちで一杯ですが、とてもよい勉強になりました。余談ですが、レース後、家でもういちどナットを調べてみたら、やはり両方とも緩んでおりました。2時間走行しただけで緩んだことになりますが、レース走行がいかに尋常でないか、実感させられます。

そして、レースはまだ続く ・・・ 

【終盤戦】
メンバーみんなに、「ありがとう」!


レース報告も大詰めです。

自転車で走るのもレースならば、ピットにいるということ、これもまたレース也。

10時を過ぎたあたりから一時間に2度くらいのペースで気温が下がる中、カミさんの作ったトン汁が実力を発揮 してくれました。義姉さんのおにぎり も好評で、やっぱり食べて飲めば体も温まるというもの。

そして、後半戦。

寒い上にバテた体に投入する秘密兵器として、五尺玉氏が用意したのが「生ラーメン」!!  外でお湯を沸かして、タカちゃん(ホシケンの奥様)とナンかバトルしていたようで ・・・。詳しくは知りませんが、「うわああぁああん!! 覚えてろ〜! (゜д゜;)」という声を聞いた気がしないでもない(;´Д`)ノ

でもすぐのびる食物である以上、走るタイミングによって食べるタイミングも変わってしまうので、ワタシは一番最後のラウンドを頂きました。コーンスープも美味。サンクスです!!

・・・ で、レースは最終ラウンド。何故か、満場一致にて、シメのアンカーライダーはカミさんに決定!!  そして、そのアンカーに繋ぐ最後の「時間調整」役として、ワタシが3回目の出走となったのです。

気温、3度。刺す様な冷たさの中、カッパの下は、まだ濡れたままのオフロードジャージ一枚。走り出しは震えるほどの寒さながら ・・・ 当然、半周もしないうちに熱くなってくるのはさすがチャリンコ。

今までの回では走るのに必死で、まわりの風景なんて見てませんでしたが、よく見てみると、当たり前ながら ・・・ F1もやった国際サーキットですよ。凄いですね。しかも、その中をチャリンコで突っ走る自分がカッコイイ?やら笑えるやら。ひたすら全力でつっぱしりながら、雨を受け、鼻水をたらして ・・・ 二周目に突入するストレートではカゴを掴んでのフル前傾。もう、走った人間にしか解らない世界でしたね。息も切れて心臓バクバクでしたが、もう楽しくて楽しくて。あらんばかりの力を使い切って ・・・ カミさんにバトン!!

予定ではカミさんが7時間を越えて周回してくるはずで、そのままゴールだったのですが ・・・ 予想外にもトップチームのチェッカー後、ウィニングラン?? があって、まさかまさかのもう一周(笑) フツーのレースならどうってことないでしょうが ・・・ ママチャリですし、人力ですからして。 誰もが 「え ??」 って顔しながらもピットインは許されず、そのままもう一周走らされるのは、観客の涙を誘う光景でしたな。 例外でなくカミさんもその中にいたわけで。 不本意ながら、我がチーム、女性ライダーの中で唯一二周目を達成することになるのでした(;´∀`)

そして、フィニッシュ!!



本当に、本当にお疲れ様でした〜・・・。ホント、思いつきのレース参加でしたが、参加できなかったメンバーも含めて、11人もの方に参加表明いただけたことは何よりの喜びです。そして、おかげさまで無事完走!! あのフィニッシュの瞬間の達成感は、参加した者のみ味わえるものなのでしょう。

あのレースから一週間たった今思えることといえば ・・・ たとえママチャリだったとしても、「レース」、しかも「耐久レース」でしたね。ル・マンじゃなくても、鈴鹿じゃなくても、いいんです。しかも、子供でも、女性でも、体力なくても、筋肉隆々でも。誰でも参加できるこのレースは貴重なレースでしょう。

必要なのは ・・・ 

「 やる気 」
「 ノリ 」
「 勢い 」


それだけです。そんなメンバーが揃えばそれでよいのです。実際、今回の我がチームは、自転車は高校以来という方(笑)もおりましたし。名言は、「ギアチェンジってどうやるの?」 です!! いやぁ、それでも一周してますから。

余談ですが ・・・ カミさんは、来年もやる気です。

ワタシも ・・・ やる気です(゚∀゚)



最後に ・・・


もし、「スーパーママチャリグランプリ」と検索していてココに辿り着いた、アナタが、参加を迷っているならば ・・・ 是非、やるべきです。踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らなにゃソンソン♪ とは、まさにこのこと。なにも富士に限らず、全国各地でやっているので ・・・ 是非!!

また、参加される方にも一言。

レギュレーションを守るのは当然ですが、かといって、違反している人を犯罪者扱いで非難するのもやめましょうよ(^^;) 何しろ、ママチャリですからして。正直、マシンよりも 「脚と心臓」です。コソコソ違反しているマシンを、登りでブチ抜けばよいのです(笑) レギュレーションよりも、周りの人と楽しむこと。 また、初心者の方を驚かすような走り方をしないなど、気遣いのほうが大切だと、ワタシは思います。

貴重なイベントを、大切にしたいものです。やっぱ、老若男女問わず、同じ土俵で勝負できるのは面白いですよね♪



ママチャリ、面白れぇ 〜〜〜 ♪

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