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自宅でやる!!
自家製簡易メッキ実験


お手軽に手に入る品々で、銅メッキや鉛メッキをやってみる。
うまくいけば、より完璧に近い塗装下地ができるってもんだ!

そういえば、以前読んだことがあるゾ・・・

塗装の下地を作って、サフェーサー(錆び止め)を吹いている時に、フと考えた。

「パイプの奥の方とか、スプレーじゃ塗れないけど、メッキだったら届くよな・・・?」

本来は、鍍金(メッキ)屋に依頼するのがスジってものだろうけども、そんな金があるわけもなく、例によってそんな発想もソッコーで却下される。もっとも、そんな「メッキ」なんて発想が浮かぶのには訳があった。以前に、バイク雑誌でそのような記事を読んだような記憶が蘇ってきたのだった。

興味が湧いてきたら、まずは調べるのみ! まぁ、メッキなんて結構プロに発注してる人もいるわけだし、自分でやったり、詳しく調べてる人もぎょ〜さんおるでしょ? なんて、気軽にインターネットにて検索してみる。 ・・・しかし、

どこにも、そんなことやってるサイトは無い!(アゥ

ヤフーもGoogleもGooもインフォシークもライカスも、いろいろキーワード変えてもヒットしない!! かろうじて「自家用メッキ装置」なんて装置を発見した程度。

わずかな希望を持って、東急ハンズにてそのシロモノを見物にいったものの、その「装置」なるものは、先端に布を巻きつけたハンダゴテのようなもので金属を撫でるとメッキがかけられるというもの。メッキ層も薄くて、とても実用に耐えられるようなものではなかった。

そんなんじゃ、だめなんだぁ!!

本屋にも足を運んだものの、収穫はなし。・・・こうなったらしょうがない。以前読んだバイク雑誌を探すしかない!!

古本屋を巡って、ひたすらそのバイク雑誌を探しまくった。ひたすらページをめくってめくってめくって ・・・ しかし、その雑誌にはめぐり合えなかった。そんなこんなで、いいかげん諦めかけたとある日。実家に帰った時、元自分の部屋でくつろいでいて、置いてあった雑誌を何気なく読んでいると ・・・

「ベスパのヘッドライトリムを銅メッキし、サビの再発防止を完璧なものにする」





見つけたナリィ〜!!


興奮して、その感動をカミさんに伝えても ・・・ 「ふ〜ん。また変な事をするんだ」 ・・・ええいっ! 女に男のロマンが判ってたまるか!

その記事を何度も読み返し、即実行を決意する。

にわか理系でも理解できる
メッキのメカニズム



散々探したわりに、記事にあるメッキのメカニズムの説明は簡潔明瞭だった。

「一般的なメッキとは電気メッキで、硫酸ニッケル溶液の中に、メッキを施そうとする物とメッキのための金属を浸け、前者にマイナス、後者にプラスの電気を流してやることで、溶液の中で金属がイオン化を起こし、吸着すること」

・・・それだけ?

それだけだと、「硫酸ニッケル溶液」ってとこで困惑するところだった。けども、その記事自体もコラム的な小さなもので、その筆者も大したものだったことが幸いした。

「要は酸であるからして、燃料タンク用錆び取り液を使えばヨシ。銅は半田ごての先端をバラして使う。電源は、1.5Vの乾電池でokでしょう?」

・・・と、非常に同属の臭いをプンプンさせる作業内容だ。とはいえ、実際にメッキを成功させて半田ごてをダメにしているから大したもの(笑)。「せっかちな性分だと我ながらあきれる」とはいうけども、その通りだな、こりゃ。ただ、その半田ごての犠牲を無駄にしないためにも、その実験の教訓を生かさせてもらおう! てことで、ここからはこちらにバトンタッチさせてもらう。さすがに、半田ごては犠牲にできないぞ(笑

てことで、暴力的にシンプルな作業図を書いてみた。

図面

「幼稚な!」とか言わないように(笑)。いざ作業! となると落ち着きがないせいか、文章だけしかないと、どうにもプラスとマイナスをとっちがえてしまうことが多い。何度、銅に鉄メッキをかけようとしたことか(笑。

そんなこんなで、偶然にも同じような錆び取り剤があったものだから、記録もろくすっぽとらずに、ミニマムスケールで、そそくさと実験してみた。

結果はと言うと、見事に成功! そういうわけで、本格的な実験にうつることにする。

本格的に実験開始
機材はこんなもんで・・・


  まず、「銅」はこんなものを用意できる(↓)

銅 こいつは、仕事場にごろごろしている「MIG溶接」の先端チップ。

詳しい説明は割愛するけども、とにもかくもこいつは消耗品であり、しょっちゅう出てくるのだ。

一応、正式なリサイクルに乗せれば金になるのだけど、そんな専門業者ほど出てくるわけではないから、隅っこの箱のなかに数年分がどっちゃり山になっている。

これを、使わない手はないでしょう!


銅だけじゃ物足りないってんで、「鉛」も用意してみた

鉛 よく「亜鉛メッキ」っていうから、「鉛」も同属か? って思ったけども、実際はどうだか・・・(詳しい方、一報ください)。

説明しなくても、大体の方は察しがつくでしょう?

そう、釣り用の「重り」であります!

割と大きめでも、なにしろ安い。これで120円相当だから、充分でしょう。ついでに、釣具やに行けば手に入るから、入手も極めてラクチン。200円も出そうものならエラい大きいのを手に入れることもできる。要らないけど、ね。

そして、モンダイの酸を用意しなければならない。つっても、錆び取り剤(燐酸)を再び購入するのもばからしいし、高く付いてしまう。そもそも、本来メッキに使う酸というと、そのまま水道に流そうものならニュースになってしまうほど危険なシロモノだったはず。そんなんでは、「自宅で〜」なんて無理って物だ。そうなれば、彼に出てもらうしかないでしょう? ってんで・・・

サンポール スポーンと登場、
サンポール!


・・・と、99円の「トイレ洗剤」。

安いし、身近だし、なにしろ処理が非常に楽。というのも、なんつっても「トイレ洗剤」だから、沈殿物さえろ過すればトイレに流すことが可能というもの? ・・・というより、もともと洗剤なのだから、そのまま掃除すればヨロシ! なのか?? どうなんだろう(;´Д`)ノ

処理ついでに便器も綺麗になれば、まさに一石二鳥。・・・ただし、これでメッキがかけれれば、の話しだけど(←オイ

注:良い子はマネしないで、専門業者に問い合わせましょう ・・・

ちなみに、他の機材は以下のようなカンジになる。

機材 1.ケース プラスチックで適度な大きさのものを用意してみた。ちなみに、99円の「食パンケース」ナリ。

2.電極 車のブースターケーブルを使うことにする。ただ、相手が酸だけにすぐ錆びるので、安物以外はもったいない。クランプ部分だけ、後々交換する予定。

3.電源 DCアダプターの先っちょを改造して、12Vの電源にしてみた。最初のミニマム実験で車のバッテリーを使ってみたから、とりあえずの安全は保障されている。もうちょい上げてもいいのかも。

以上が、必需品。ここからは「あると便利グッズ」

4.ステンレスの茶こし 電極をモロ浸けると溶けるし錆びるってんで、ステンレスの茶こしを中間電極に使用する。これに被メッキ品を載せて浸けこめばメッキがかかるという算段。

5.銅チップ用治具 写真にはないけど、例の銅チップを固定する治具。昼休みにこさえてみた。

実験開始 


今回の被験者のボルト君をお呼びいたしましょう!! 

ボルト

錆び取りですでに丸裸状態。

ちなみに、表面に出る部品ならばしっかりと下地作りをしておくことをお奨めする。面が多いのであれば、バフ掛けしておくとメッキ後も綺麗になる。その後の脱脂もお忘れなく!

てことで、実験にうつりましょうか!

メッキ実験 ケースに水で二倍に薄めたサンポールを流し込み、ボルトを入れた茶こしと銅チップをセットする。そして電源を用意して、準備が整ったところで電極を ・・・ つなぐ! 

ていっ!!

ほら、ほら、ほら!!
泡が、被メッキ金属から出てくればOK。銅や鉛から泡が出てきたら、「鉄メッキ」を始めてるので、電極を確認するべし。

見ていても飽きないけども、錆びとり同様、すぐ泡だらけになるのでコーヒーでも飲んでまちませう。今回は実験てのもあるから、とりあえず30分くらいの鍍金にとどめておく。

とりだして、酸を換えて、今度は鉛メッキ。同じ要領で30分くらい電気をながしてやる。

そんなこんなで、メッキをかけたボルトはこんなカンジに!!(↓)

メッキボルト


ちょっと解かりづらいけど ・・・ 左から、「生鉄」「銅メッキ」「鉛メッキ」

バッチシ、「鍍金」っすよね!?

簡単に上手くいってつまらないくらいだけど、まぁこんな時もあっていいかもな、かっかっか。とはいえ、30分程度のうっすらメッキだから実用性はほとんどないと思われる(←ヲイ

だけど、一応メッキらしさをアピールしてもらうべく、高度な耐候実験に挑んでもらおうか!(単に、外にほっぽっておくだけ)

雨ざらし実験ちぅ



このように、適当なトレーに載せて、そのまま外にほっぽっておくことにする。先に錆びたほうが負けって算段だ。
1日目

それといった変化なし。ただ、「生」の頭がうっすら茶色い気がする。

7日目

「生」が全体的に茶色くなる。他の二本はいまだ異常なし。

10日目

どひゃ〜!
貰い錆びで全滅(失敗)

ごめんなざい! うかつにも、雨で水浸しになってるのを忘れていて、「生」から流出した錆びでトレーごと真っ赤にしちまいました!! なひ〜っ! これぢゃ、銅と鉛の比較もクソもあったもんじゃねぇ!! むっふぅ。

なんとも、オマヌケな結果になっちったな、オイ(陳謝

かろうじて実用性は確認
あとは今後の実用に期待
とりあず、サンポールでもメッキができることは確認できた。

でも、99円トイレ洗剤のほうが、安定した反応をしていた気もする。(錆びとりもそうだった。香料とかが邪魔してるのか? 値段じゃないんだねぇ)

ひとつ心残りがあるとすれば、鉛と銅の明確な比較ができなかったということ。気持ち、鉛が強いかな?って気はするけども、貰い錆びで錆びてちゃどっちもどっち。

電圧上げるか、時間を延ばすかで、もっと被覆を厚くすればもっと耐久性も上がると思われるけども ・・・ なんにせよ、とりあえずは実用性を確認できたってことで、成功としておきますか?(笑

今後の実用に乞うご期待。

追記 ご注意


【注意】

後ほど御指摘をいただいたのですが、メッキ(になっているかは知りませんが・・・)後の、廃液の処理について、です。

正直なところ、認識の甘さがありまして、雑誌にも書いてあったという軽いノリで実験をしたものであり、その廃液については、沈殿物をろ紙にてろ過したのち、そのまま洗剤として使用。沈殿物に関しては、ろ紙を新聞紙でくるんで燃えるゴミとして出しました。ですので、厳密には法に触れるなどの問題が発生する可能性があります。

もし実験をなさる場合、廃液の処理については個々の責任において、専門業者へ処理を依頼するなどの対策をお願いいたします。


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