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2008.4
ひょっとして・・・
元祖なんですか??


自宅でやる簡易メッキ実験 なるものをHPにアップして、はや何年 ・・・ そんなことをやったことすら忘れてましたが、一通のメールが衝撃を走らせました。

「 その筋では有名なサイトの、テツさんですよね ?」


・・・ ハイ? (´・ω・`;) 

なんでも、DIYでメッキを掛けるような方々が増えていて、そのメッキを広めているサイトのモトネタが、このDIY道楽だというのだ。

そんな馬鹿な ・・・ と思いつつ、「サンポール 電気メッキ」 で検索してみると ・・・

うひゃ〜、出てくるっ! 
Σ(゜д゜;)


本当に自分のがモトネタなのかと信じられないものの、使う道具が 「サンポール 100円パンケース」とくりゃ、まぁ間違いないでしょう。トドメと言えば、メッキの原理の話が、まんまコピペだったりして ・・・

あ、念のため書いておきますが、引用やコピペに対してどうこう言うつもりは毛頭ないのでご安心を(^^;) そんなこたぁどうでもいいのです。それより、インターネットというデジタルな世界を垣間見たような気がするのですよ。かつて、電気メッキを調べようとしてネットで検索したころは、情報は皆無だったのですからして、自分のHPをモトにして、そこから一気に広がっていったのでしょう。自分の馬鹿な実験が、数々のメッキを生み出していると思うと ・・・

ちょっと嬉しい ヽ(´ー`)ノ

ついでに言うと、皆様、非常に研究をなさっていて、ワタシのはほとんど失敗したようなものだったのが、そこから電圧やらサンポールの希釈やらを工夫して、ある程度のデータを蓄積なさっております。

てことで、逆輸入 !!

ちょっと、メッキを掛けないといけない事態になったので、そのノウハウ、逆輸入させていただきます ヽ(・`ω´・) !!! 乃万鍍金工業、再始動!!


今度は実験じゃなくて実戦
コールマンのガソリンストーブを蘇生せよ!!


復活させるのは、コイツ(↓)です。


流石に12年も使ってますと、金属部分が錆びる、錆びる(^^;)。



騙し騙し使ってはいたのですが、流石に限界かな〜。耐熱塗料を吹いていたのですが、さすがに炎が出る部分なので、一回火をつけてしまったらもうアウト。耐熱温度の800度なんて一瞬でオーバーするんだろうなぁ。



買い替えを考えているのだけども、どうせなら最後に勝負してみましょうかね。

メッキがどれくらいの温度に耐えるのか予想もできませんが、もともとメッキされていたわけですしね。少なくとも耐熱塗料よりゃマシでしょう。何は、ともあれ、 「まずはやってみる」 これ、大事!!!

さっそくやってみよう
用意するのはおなじみの品々


すでに一度、HPとしてアップしているのですが、ここで改めて道具・材料を紹介。以前とはちょいと変わってますね。

まずは、トイレ用酸性洗剤!



ええっと、サンポールは高めなのでやめました(^^;)  以前は、サンポールと100円洗剤の両方を試した結果、どちらも似たような結果になったので、今回もこちらをチョイス。

購入場所 ・・・ SHOP QQ
成分 ・・・ 塩酸(9.5%) 界面活性剤(ポリオキシアルキレンアルキル)


成分は、サンポールとほとんど一緒です。匂いが違うのと、こっちのほうがさらさらしてるのかな? 掃除をするわけではないので、これでオッケー?

そして電源!



お得意の実験道具。もとは車用のDC-DCコンバーターですが、こんなときも使えます。1.5ボルトから12ボルトまで選択可。今回は実測で3ボルトで行きます。

お次は、メッキのもと〜〜



職場で大量にゴミになる、CO2溶接のチップです。銅です。亜鉛もやってみたかったのですが、個人的に銅の色が好きなのでコチラでいきます。通電よくしてもしょうがないのですが(そういえば、オーディオのフレームを同じ方法で銅メッキした方もいましたね・・・)、防錆び効果は未知数。どうなんだろう?

あとは、容器とステンレスのハリガネ

例によって、容器も100円ショップで購入。これは、サイズについてはメッキする対象の大きさによって決めればよいでしょう。ソッチのほうが無駄がないし。余談ですが、メッキのモトと、メッキの対象が接触したらショートするので、大きさは多少ゆとりがあったほうが良いといいですな。

やるまえに復習
間違えないように ・・・


メッキをする部品は、軽く錆びとりしました。といっても、素材自体がかなり薄いものなので、あまり気合入れてはやっておりません。錆びが奥まで進行しているので、穴があいちゃあモトもコもないので ・・・



さて、ここで復習します。

「+」 プラス が、メッキのモト (ここでは銅)
「-」 マイナス が、メッキを掛けるもの (部品)

・・・ です(^^;)

間違えやすいです。ワタシも今しがた、間違えました ヽ(・`ω´・;)

「電気は、マイナスからプラスに流れるんだから、プラス側に部品だろう」 なんてイメージしてたのが大間違い。そういえば、アレでしたよね。確か、電気を流す代わりに、その逆方向へイオン化した金属が付着するんですよね。そのメカニズムがメッキの原理だったような気が。ちょいと調べてみると、

【電気メッキ】
電気メッキの方法は、電解液中で、メッキされる金属製品を陰極(-)、付着させたい金属を陽極(+)にして、直流を流し、陽極を電気分解して金属イオンとして、電解液中を通って陰極、つまりは部品に付着させる。


・・・だとか。


一応判別方法としては ・・・



部品(被メッキ対象)から泡が出ていればオッケー (^^)

逆だと、例によって鉄メッキです。逆ですので、ただちに修正を(笑)

そんじゃ、実戦GO!!
メッキかかるかな〜


〜 おぼえ書き 〜

酸性洗剤 希釈 5倍
電圧 3V
メッキ時間 30分

あとは、ショートに気をつけて、メッキGO!!



さて、
できあがりは ・・・


部品点数も多目なので、なかなかに大変です(^^;)

最初はなかなかメッキが掛かりにくいですが、時間が経つほどにメッキのかかりが強くなります。これは、液体の中に溶け出したメッキ材(銅)が増えてきているのでしょうかね? 合計2時間ちかくなると、ちょっと浸けただけですぐ色がつきます。

●メッキ後の処理について ・・・

メッキ後の後処理について。あくまで自己流なのですが、石鹸で洗ってある程度中和します。そしたら、中性洗剤で綺麗に洗って、あとはクレ55-6などのスプレーをしてウエスで拭いております。酸が残っていると、それが侵食の原因となるので、洗いにくいものに関しては、パーツクリーナー等でクリーニングもします。


そんじゃ、完成品ドン!!





しっかりと酸洗いをしていないのと、もとあったメッキ? が流石に残っていたようで、地金以外のところにはメッキはかからず。でも、逆に地金が出ているところは、当然ながら細かいトコも銅色になりました〜〜♪

本当にこんなんでメッキになっているのかどうかは怪しいもんだけども、実用性を含めて、これから使ってみれば判るっしょ♪♪

そのうち試してみたいのですが、しっかりと酸洗して、磨いて、バフかけて、脱脂してからメッキやってみたいもんです。そうすれば、光るのかなぁ。どうなんでしょう?

余談ですが、今回は使った液はそのまま保存してます。気が向いたら、またメッキやろうっと(笑)







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