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「押入れ」って、どうしてああもゴチャゴチャになるんでしょう・・・ (;´Д`)ノ

モノを入れて、その上にモノを重ねちゃったりするともう、そこは暗黒大陸。再び日の目をみるのはいつの日か ・・・ って、それじゃあダメじゃん! 使いづらいじゃん!! (ノД`)゚。   とか、思いつつも何もしなかった若かりし日々。でも、そんな過去にケリをつけるのです。・・・いや、ケリをつけねばなりません。それは、我が妻の一言ではじまったのです。

「ここに、棚って作れない??」

・・・ ええっと、ワタクシ、木工は超・素人ですが! 鉄板じゃダメ? ダメだろうなぁ。やってみますか、木工? どうにも苦手ですが ・・・ でも、もし、棚とか作れたら、これから便利? 腕上げたら、ひょっとして思うがまま?? そりゃ、やってみるに越したことないでしょう!! そんなわけで、棚作りに挑むのです。材料は ・・・ 安価なコンパネだだだっ!!!



2009.07


木工は苦手 できればやりたくない
・・・ちょい待ち! 覚えると便利じゃね??


・・・ そんな訳で、木工に挑戦です。

「素人」とは書きましたが、恐らくは、幼い頃から父親に木工というモノを叩き込まれているはずなんですよ(;´Д`)ノ 詳細は全然覚えていないのですが、小学生の1年の頃には、ノコギリを握って、板を切ろうとして縦引き・横引きを間違えて怒られたのは覚えております(笑) そういやぁ、トンカチでよく血豆作ってましたっけか ・・・

どちらかというと、面倒くさい、疲れる、苦しいといった苦い感覚だけが思い出されるわけで(^^;)

そんなわけで、正直、「木工」というものからは遠ざかっていたのですよ。その反動で 「鉄工」 にのめりこんで行ったというのも頷けますがね。まぁ、木工を覚えなくても生きてはいけますわ。そもそも、家具、売っているし。買えばええんじゃないですか?

でも、チョイ待ち。

今回、引っ越して思うところがありまして。

新しく生活を一新してみると、「ここに、これくらの棚が欲しい」とか、「ここが、あと5センチ広ければ完璧なのに・・・」 と、言い出したら切りがないほどに、欲が出てきます。結婚当初はそんなんなかったのに、やっぱり自分達のライフスタイルというものが確立されてきているという証でしょうか。ナニはともあれ、そんな「自分スタイル」があると、当然棚や家具といったものも、よりシビアになってきてしまいます。

・・・ でも、そういった 「理想」 の家具を探すとなると、これまたシンドイ!! 無いんですよね〜、これが。サイズが無いのは当たり前なのですが、たとえ丁度いいサイズがあったとしても、金具が気に入らなかったり、色が合わなかったり。もっというと、これが艶無ければ完璧だったのに ・・・ とか、悔しい思いをすることもしばしば。仮に、すべての条件が揃ったとしても、値段がべらぼうに高かったり、もしくは高かったとしても、その家具の作りから考えると割高だったりして、どうしても納得できなかったりするんです。 しません? しませんかね〜・・・。自分だけなのかしらん (;´Д`)ノ

最後は、妥協しかないのか?







・・・ 嫌、だな、それは。

だったら、木工を覚える。

ええんですよ。最初はね(^^;)

初っ端から上手くできるワケがない。また、綺麗に作れるワケがない。凝った作りができるワケがない。いいんですよ、最初は!! 失敗しましょう。簡単なの作りましょう。シンプルで行きましょう。千里の道も一歩から。また新しいジャンルですが、ほかの技術も最初の一歩があったものです。

見た目は、気にしない。

作りもそうですが、「見た目」ですよね。気になるのは。そりゃあ、当然です。

見た目も上手く行かないでしょうね、最初は。でも、大丈夫。それで、いいんです。

作ることで、腕は磨かれる。失敗することで、経験値を積むことができる。やってみて初めて、覚えられることがある。そうすることで、よりレベルの高い、より完成度の高いものが作れるようになる。 そうして腕を上げたら、また作り直せばいいんです。どうせ、材料代はたかが知れてますしね〜。

・・・ 実際、「家具 自作」とかで検索してみると、エラいレベルのモノが出てきますよ〜(^^;) 結構、度肝抜かれました。凄いです。別に、食器棚とかタンスとかを作る気なんてサラサラないですがね(笑) むしろ、塗装とかを覚えれば、見た目がヤレた家具を復活させたりリメイクしたりすることも可能なのでは? と、目論んでおりますw

てなわけで、まずはやってみる♪

暗黒大陸・押入れに侵攻せよ!
なお、予算は控えめに ・・・


一作目として非常に助かるといえば、「押入れ」ってトコですね(^^;) なんつっても、普段目につかないところだし、多少失敗しても問題無し(笑)

でも、だからこそ、興味あった 「塗装」 をしてみようかと思っております。今まで、気に塗装するなんてしたことなかったですからね〜(染めたことはあったけども)。







で、肝心の材料はコイツだ。

コンパネ、カマンっ!!



合板をいっしょくたに「コンパネ」って呼んじゃってますが、実際は結構種類あるんですね〜。安い、本当の型枠用コンパネは、¥800くらいから。もうちょっとマシなものになると、「構造用合板」ってヤツで、¥980くらい。今回はコイツで行こうかな〜。肉厚もいくつか種類があったりしますが、基本的にコンパネは12ミリ。他の合板はいろいろ種類があるようです。

押入れの棚を作るくらいなら、定尺もの(1820mm×910mm)一枚くらいあればOKなので、その収まる大きさで材料取りを考えてみる。こうすると、あらかたのカタチは決まってきますわな。あとは、クライアント(カミさん)が入れたいものの大きさを測って、それにあった大きさにしてゆきます。これは、オーダーメイドならではですな(^^)

動き出すと早い
速攻で組み立て


切断は、ホームセンター任せです(゜∀゜)

「会員様は、20カットまで無料」 と来りゃ、利用しない手はないでしょう(^^;)

そうなんだよな〜。木工ってやつは、簡単に切れるんですね。もちろん、細かな部品や、あとから追加分は自分できればいいのですが、大切りは、機械でやってもらっちゃえば寸法ピッタリだし、何しろ真っ直ぐ切れる。そうか、そうなんだよな〜・・・。当たり前なんだけど、便利だ。ホント、便利だ。

ノコギリ片手にマメを作っていたあの頃って一体 ・・・

てなわけで、組み立て。

もちろん、切って貰った材料の角をカンナで落として、ヤスリをかけて、全体的にサンドペーパーがけ!! これは必須です。サンドペーパーは荒いのから二種類くらいを、当て板使ってガシガシ掛けます。面白いようにつるつるになっていきますね〜。

ペーパーがけしたら、今度は組み立て。



本来は、個々の部品をペイントしてから組み立てたほうがクオリティー高く作れるのはわかっているのだけども ・・・ そうすると、乾燥をまつのが置き場所もないってんで、先に組み立てちゃいました(^^;) 

にしても、木工の組み立てって難しいなっ!!!

「普通は逆ダロ?」 とか言われそうですが、鉄工から入った人間からすると、木工は難しいです。・・・ホラ、溶接だと、直角だけ出して、「ジュッ!」と溶接すればそれでOKなのですが、木工は電気ドライバーでネジを打ち込んで ・・・ ううう、上手く押さえられない(;´Д`)ノ

やっぱ、切り欠き作って「組む」カタチにしたり、ダボ穴掘って、ダボ継ぎにしたり ・・・ そういった工夫って必要かも ・・・ って、ちょっと思いました orz 急がば回れ、ですか。はい、いい勉強になります。

息子2人を総動員して、あっち押さえて、そこ乗って! と、一気に木ねじを叩き込みましたw

ちなみに、この形状は、定尺モノで、極力廃材を出さないほうこうで寸法取りした結果です。さすがコンパネ。こんなのでもう、相当重いですよ〜(;´Д`)ノ ガッチリ組めば、その強度は相当なものかもしれません。

木工が習作ならペイントも習作
カミさんも参戦で総力戦w


「そうだ、色を塗ってみよう!」

最初は、無難にニスを塗るだけか、もしくはオイルステインで染めようか、なぁんて思っていたのですが、どうせ最初の習作。そんならば、未知の作業をやってみようではないか!? ということで、ペンキで色を塗ってみることに!

日本の家具だと余り無いですが、海外の家具って、普通にペンキ塗っているんですよね〜。場合によっては、ニスもなく、そのまんま塗ったくっていたりして。最近じゃ水性塗料もモノが良くなっているというので、使ってみることに。

「茶色がいいか? それともグリーン系?? ・・・いやいや、暗い色だと重くなるから、ここはいっぱつ明るめの色、クリームでいこう!!」

押入れの棚とはいえ、こうしていざ自作してみると、その全部を自分達で決められるのは、醍醐味のひとつですね〜。しかも、最初の習作なもんだから、失敗なんか怖くない。このスタンスって、なかなかに面白いかもしれない(笑)


「アクセントに、トールペイントもやってみよう!」

ここからは、カミさんも参戦!



私は詳しくないですが、耐水性の型紙を切り抜いて、上から絵の具でトントン叩いて一連の模様を描いていく手法なんだそうな。ちょっとした布や、箱などにはやっていたのですが、こうした家具にトールペイントするのは初めて!! おっかなびっくりで、大きさも控えめですが ・・・

これも海外(特にヨーロッパ)では、よくあるものみたいですね。ただのクローゼットや鏡台でも、ひとつひとつが手彫りの装飾が施され、ペイントされ、トールペイントでアクセントをつけられて・・・。もちろん今は市販品がほとんどなのでしょうが、もともとはこうして持ち主が塗っていたはず。ただ買ってくるだけではなくて、使うオーナー自身が 「育てる」 という感覚。そういう精神、ワタシは好きですよ(^^)♪

科学的に綺麗に作られた家具は、数年もすると塗装が剥げて、すぐにみすぼらしくなるものですが、こうして「育て」られた家具というものは、時間がたつほどに味になるというもの。そもそも、自分達で塗ったり手を加えているわけなので、ベースである家具自体がしっかりしているものであれば、また削って磨いて、塗装してやれば生まれ変わるものなのでしょうね。どうにも、日本人には苦手な分野である、この 「メンテナンス」 という精神。使い捨てというのが大嫌いな自分としては、自分で作れないまでも、メンテナンスできるようになりたいものです ヽ(・`ω´・)


てことで、完成!!


仕上げに、ニスを塗って完成!!



写真にすると解らないですが、まぁ〜 色々と、課題を浮き彫りにしてくれました(;´Д`)ノ

・ペーパーがけしただけでは、ペンキを塗るとケバだってしまう
・コンパネは「反り」があるので、組む手順・矯正が必要
・単純な突合せの組み方だけでなくて、組みやすい形状を考える
・意外と、塗料を使う

まぁ、根本的に、木工の基礎というか基本のほとんどをすっ飛ばしていますからね〜 (;´∀`) 「テメェ、木工をナメんなっ!」って怒られそうですが(笑)

でも、意外にマトモに作れたというのも正直な感想です・・・。そもそもの設計や、切り出し、組み上げとか、意外とノウハウが使えるもんですね〜。実際、組み上げていくときの対角の出し方や、その矯正方法なんかはむしろ、何も考えずにできるくらいで(笑)

ナニはともあれ、「まずはやってみる!」がすべての始まり。走りだすことさえ出来れば、もうすでにゼロ地点じゃあないです。何事も、動き出す瞬間が一番エネルギーが必要ですからね〜。あとはもう、自然と、ノウハウも後から付いてくるというもの。すでに、時期作の構想も、オーダーも来ておりますからね〜。今度は、完全に目に付くところの品物なので、今回のようには参りません。本チャンです。といっても、材料費もたかが知れているので ・・・ やってみましょ♪


当然、使い勝手は ヨロシッ!!



押入れに収納するモノの寸法 +αで作ってますからね〜。当然と言えば当然(^^;) なにより、カミさんが大喜びですよ。そりゃそうですよね。棚にモノをあわせるのではなくて、モノに棚が合っているわけですからして。そしてなにより、モノが変化しても、今度は棚を変化させられるという柔軟性・・・。一品モノの強みです♪

こうして考えると、「モノを作る」というと、その技術や機械、テクニックやノウハウってものが先行しがちですが、ホントに必要なものは、「欲しい」と思う情熱。それがすべてでしょうね。自分に何かが必要なのか。どういうものが必要なのか。そうなると、設備や環境や技術というのは、後から考えればいいものだと思います。

事実、今回使った道具は、サンドペーパーとヤスリ、電気ドライバーと木ネジ、あとはハケと塗料くらいなもの。道具をそろえるのは、まだまだ先ですな〜(笑)

アナタもひとつ、如何ですか!?


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このHPを、意外にも海外在住の方が見ていただいていることが最近解ったのですが、もし宜しければ海外の家具の画像を送っていただければ嬉しいです♪ 特に国は問いません。宜しくお願いいたします(^^)! ■メールはコチラから






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